2012年01月22日

江戸城を歩く(ヴィジュアル版)(黒田涼)

 出張で上野駅の仕事の後、市ヶ谷へ向かった。ここの用事を済ませた後、江戸城外堀沿いを歩いて、JR市ヶ谷駅へ。この、外堀の北側からJR市ヶ谷駅へ向かう橋の下の石垣は、実は江戸城の遺構で、市ヶ谷門に続く橋台で江戸時代からの石垣だ、ということを本書で知った。市ヶ谷駅ホームから眺めると、橋の丁度下に外堀の2/3位を占める、本当に巨大な石垣が弧を描いてそびえているのがよくわかる。

 しかし、これが江戸城の石垣であるという説明はどこにもなく、なんだか寂しい限りだ。石垣とJRのホームの間には無粋な看板があって、真正面から見ることもかなわない。また、石垣の上面が斜めになって外堀間をつないでいる様子が見えるが、これは、おそらく道路を敷く時に削られてしまったからなのだろう。それだけ、江戸城外堀の内側(本丸側)と外側には高低差が設けられていたのだ。

 本書によれば、それとは気づきにくい江戸城の遺構は他にも色々あるようだ。こういう今もかろうじて残っている江戸城の遺構から、江戸城、江戸の街ということを思い起こすことができるところが、東京の貴重なところだと思う。東京の街を歩く機会というのはなかなか無いのだが、本書片手にもっと色々なところを歩いてみたいものだ。
ラベル:江戸城
posted by おだまさ at 16:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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