2012年02月12日

小石川後楽園の石垣

 東京に残る江戸城の遺構を巡る本「江戸城を歩く(ヴィジュアル版)」のエントリに前の東京出張時のことを書いたが、再び出張、今度は飯田橋周辺を歩く時間を持てたので、そのエントリをアップ。

 午前の現場が済んで牛丼屋で昼食を済ませた後、昼休みの時間を利用してあたりをぶらついてみた。まずは、小石川後楽園。水戸光圀が完成させた水戸徳川藩上屋敷庭園跡として有名なこの公園だが、中には入らずに、外側の石垣を眺める。「江戸城を歩く(ヴィジュアル版)」で紹介されているのだが、入り口から北に向かう築地塀の下側の石垣が、途中から東京駅付近で発掘された江戸城石垣を再利用して作られている。

 公園入り口脇にある案内板によれば、
・・・築地塀の石垣の一部(プレート設置箇所)は、江戸城鍛冶橋門北側外堀趾(千代田区丸の内一丁目)から出土した石垣の石材を使い、本園の作られた江戸時代初期(17世紀初頭)の「打ち込みハギ」と呼ばれる石積の技法で再現しました。・・・
koishikawaPlate.jpg



とのこと。鍛冶橋門は、今も鍛冶橋通りと名前が残っているようだが、今の東京駅と有楽町駅の間、京葉線地下ホームのちょうど真上辺りにあったらしい。

 看板に石垣を築いた大名を表す「刻印」が残っているとあるが、果たして、備中成羽藩三万五千石藩主山崎家であることを示す(山)の刻印のついた石が多く積まれていた。濃い灰色の無骨な石垣だが、江戸時代初期からのものと思えば、その迫力を感じずにはいられない。
石材に残る山崎家の刻印


 人通りのほとんどない築地塀脇歩道を行ったりきたりして無骨な石垣を眺めながら、江戸時代に思いをはせてみた。

小石川後楽園の石垣


 小石川後楽園の後は、飯田橋駅西の牛込見附跡へ。

タグ:江戸城
posted by おだまさ at 11:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅先風景 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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