2014年02月02日

宇宙兄弟

 見られずに貯まっていた一月分の「宇宙兄弟」(TV)を見た。

 月面での事故でPDを発症した日々人。イワン流のリハビリでどうにか復帰できる自信がついた矢先、タクシーの中で見た悪夢で再びPDの発作を発症、積み上げてきた自信が一気に崩壊する。

 東の、そしてブライアンの助言に従い(この東の「(六太に気付かれずに復帰したいのは)どうしてだ」という一言も大きい)、ついに自分の病気を六太に打ち明ける日々人。兄として、宇宙飛行士として、衝撃を受ける六太だが、今の自分に言える一言を日々人に投げかける。

 その言葉に救われたのか、日々人はなんとか復帰試験に臨む自信を取り戻す。しかし、復帰試験当日、試験として課せられた宇宙服での水中活動において、CO2濃度高のグリーンカード。さらに追い打ちをかけるように、センサー異常(異常濃度)のエラーへ遷移。月面の酸素欠乏を思い出し、PDの発作が出かけた日々人を救ったのが、六太がお守りと称して渡したPD(Pretty Dog)の手鏡だった。

 「宇宙服は俺らの味方だろ」六太の一言を思い出し、日々人はどうにかミッション再開にこぎ着ける。そこへ現れたのが、日々人と同じCES-51クルーだったバディ、カレン。そして、日々人が文字通り命をかけて救ったダミアンだった。

 仲間に囲まれて、月面での最高に楽しかった活動を思い出し、同化して行く日々人。宇宙飛行士へ復帰した瞬間だった。かつて同じような症状で去っていった親友を救えなかったバトラーも、日々人と、CES-51クルーを誇り(否ホコリ)に思ったに違いない。

 息子二人の父親として、この作品の二人の兄弟というのが、妙にリアルに感じられてしまう。そのせいか、このPDのエピソードの息苦しさも見ていて辛くなるほど。それだけに、ついに自身の病気を打ち明けた日々人に六太がどういう声をかけてあげるのか、とこれまた勝手にハラハラしていたが、六太らしい、さすがの一言だった。

 そして、CES-51のクルー達。特にバディとして宇宙服を着て水中に降りて行ったダミアン。「来てくれたのか」と言った日々人に「当たり前だろ」とだけ返したダミアンだが、日々人が月面で自分を命がけで救ってくれたことを思い出さずにはいられない。その日々人がPDで辛い思いをし、復帰に挑んでいる。そういったことへの万感の思いが「当たり前だろ」という素っ気ない言葉に集約されていて、胸が熱くなった。

 これまでの宇宙兄弟で言えば、2次選抜でのやっさんの「最下位は俺や・・」から始まる候補者選定のエピソードと、月面事故と救出に向かうブライアンのエピソードというのが個人的な白眉だったが、今回のPDからの復帰篇も、それに比すべき、心がゆさぶられるエピソードだった。

 
posted by おだまさ at 16:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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