2005年10月11日

2005F1 Rd.18:日本GP

地上波生中継だが、連休中日では見るにかなわず、一日遅れの夜に録画を見る始末。鈴鹿は遠いなあ(距離ではなく)。

レースとしては、非常に面白かったと思う。雨の予選で後発組が軒並みタイムが出ず下位にに沈むという波乱の中で、中堅組が上位グリッド、琢磨も5位という良い位置での決勝。フロント・ローがトヨタとホンダという辺りも、オーバーに言うほどは感じないが、やはり嬉しく無くはない。

決勝は、青、銀、赤の直接対決がやはり印象的だ。一番は130Rでアウトからミハエルを抜いたアロンソか。アウト側にラインを取れず、窮屈なライン取りでパスされたミハエルが、後続のライコネンに追いつかれる辺りは、実にレースらしい展開。その後も、ブロックラインで懸命に守るミハエルと明らかにペースの速いライコネンの持久戦も見応えがあった。そしてファイナルラップの1コーナーでフィジケラを抜いてトップに出たライコネンはやはり速い!。今期のタイトルこそアロンソに奪われたが、やはり僕的には、ライコネンに軍配が上がる。

そして終わってみれば、波乱の予選にも関わらず、ライコネンとルノー2台が表彰台。そんな中で、ウェーバーの4位というのは見事。ウイリアムズは決して良い仕上がりでは無かったのではないかと思うのだが、この結果は良かった。クルサードの6位入賞も見事。その一方、ラルフは・・・燃料軽くして予選で上に行っても、3回ストップではだめだろう。序盤でセーフティカーが入っていなくても、逃げ切れることはできなかったと思う。

さて、BARホンダだが、バトン5位、琢磨は失格扱い。悔しさ満載、今期を象徴するようなレース展開だ。オープニングラップの琢磨の1コーナーでのコースアウトは仕方ないとして、バリチェロとのもらい事故が痛かった。それでも、モントーヤのクラッシュによるセーフティカーでノーズ交換のピットインでのタイムロスは最小限に押さえられたはず。なのに、10周目のシケインでのトゥルーリとの事故。これによりFIAの審議の結果、失格裁定となってしまった。

地上波中継では衝突時のリプレイしか流れなかったのでよくわからないが、ビートニクさんのブログにリンクのあるシケイン進入の画像(特に一コマ目)を見る限り、琢磨の突っ込みに気が付かなかったトゥルーリがターンインして結果クラッシュ、というように思える。去年のヨーロッパGPでのバリチェロとの接触と同パターンだ。両事故とも、先行車が琢磨の突っ込みに気が付かずに、ターンインしてぶつかった結果であり、いわゆるドアを閉めた状態だと、僕は思っている。

従って、追突されたと感じているトゥルーリは激怒して琢磨を非難している(F1Racing.jp)ようだが、どうも自分の不注意さを棚に上げて・・・という感じだ。鋭い突っ込みに気が付かずにぶつけてしまうことに対して鋭い突っ込みを非難するなら、スリップで延々と後ろにいてから抜くしかないということか?。それだけ先行に視認させなければ抜けない、というのが今のF1なのか。

去年の琢磨はオーバーテイクで名を馳せたわけだが、今年は一転、無謀なドライバーというレッテルが貼られようとしている。結局の所それはコインの裏表で、しかも追い抜きは追い抜かれる相手の力量も必要なわけで、琢磨に一方的に責めを追わせることこそアンフェアだろう。

ただ、それでも琢磨に欠けている資質があるからこそ、同じマシン(環境まで同じとは言わないが・・)に乗るバトンとの安定感の差があり、それは、そういう相手との意志疎通のような何か、ドライビングとはまた違った何か、の様な気がする。あるいは、ドライビングとは違う意味での抜くためのテクニックなのかも。

琢磨非難票は、今回の鈴鹿で大分多くなってしまったかもしれない。期待外れの失望感がそれを助長しているかもしれないが、同じ日本人として参戦している彼を批判はしても非難することなどできないし、どういう形であれF1に乗ることを願って、応援するしかない。

ということで、立場上なのかもしれないが、同じ日本人であるのに公然と非難する(F1Racing.jpより)人間がトップにいるチームはやはり応援できない。
posted by おだまさ at 02:20| Comment(2) | TrackBack(1) | クルマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おだまさ さん、
コメント&トラックバックありがとうございます。
今回のレースは、本当に一年を象徴する物でしたね。
僕も、琢磨とヤルノの件はレーシングアクシデントに近いと思います。ただ、完全に横に並んでいない分だけ琢磨に非があるのかなと。
でも、ヤルノの言い方や、世間で言われるほど酷いドライビングでは無いと思うのです。
 ヤルノは、130Rで後に付かれた時に警戒するべきだった。
 琢磨は、もう1〜2周、プレッシャーを与えながら様子を見る余裕があれば…
 痛い出来事だし、凄く残念なのは確かです。
Posted by ビートニク at 2005年10月11日 20:17
いつもお世話になります。
琢磨に非がないとは、いえないのでしょうが・・・
それでも、サーキット便りやけんさわさんのサイトの掲示板のけんさわさんの「個人的見解」を読むと、ちょっと萎えてしまいます。やはり琢磨には欠けているものがあるのか・・・と。
もう一度、去年のBARのような力のある車に乗ってもらいたいですね。
Posted by おだまさ(管理人) at 2005年10月13日 00:03
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その後に判ったこと
Excerpt: ※昨日のエントリの追記ですが、長すぎるので独立エントリとしました。 琢磨、レース後インタビュー「F1キンダーガーテン」 まず1コーナーの出来事について「クルマがコーナーに向いていかないで外側を回る形..
Weblog: beatnicの密かな憂鬱
Tracked: 2005-10-11 20:17
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