2005年10月16日

2005F1 Rd.19:中国GP

今年のF1を締めくくる最終戦。アロンソがルノーの底力を見せつけ、見事ルノーにダブルタイトルをもたらした。2度のセーフティカー導入という荒れ気味のレースであっても、上位は手堅く揺るぎ無い。これまで速さを見せていたライコネンも最終戦では力尽きたという印象だ。マクラーレンとしては、最後までモントーヤに泣かされた、ということかもしれない。

琢磨は、フライングでドライブスルーペナルティを取られたものの、セーフティカー導入で一応リセットされ、オーバーテイクを繰り返して2度目のセーフティカー導入での混乱もあって8位まで上がってきた。にもかかわらず、ギアボックスのトラブルでリタイヤ。来年の体制がまだ決まらない中で、(今期よくあった)悪い面が出てしまったようで、残念な結果だった。一方のバトンは可もなく不可もなくという走りでそれでも8位、ポイントゲットといういつも通りのしぶとさを見せた。BARつながりで言えば、バリチェロも良いところは無かった。ウェーバーにつつき回され、ブレーキングミスで自滅、マシンの問題もあったのか、ポイント圏外に消えた。やはり、マイナーな印象を持ってしまう。

このレースで印象的だったのが、ウェーバーとマッサ。ウイリアムズが復調気味なのか、ウェーバーが孤軍奮闘しているかは定かではないが、良いバトルをしていた。ただし!ピットイン時にブロックするというフィジケラと同じ様な手を使っていたらしいので、印象悪し。マッサは巧みなレース戦略で6位につけた。ザウバーの有終の美を飾ったという感がある。それから、レッドブルのクリエンの5位も、今期のレッドブルの良さを示している。本来はこの辺にBARホンダがあるはずなのに、ということの裏返しでもあるが。トヨタのラルフは3位表彰台。上手くレースをまとめたなという印象。トヨタもコンストラクターズ4位。なりふり構わぬトヨタ流で結果を出してきている・・・去年のホンダとトヨタとは立場が全く逆転してしまった。この点、ホンダファンとしては、来年のオールホンダをやはり応援するしかない。

ミハエルのトラブルについては、何といおうか・・・やはりメンタルな影響がでているのだろうか、と言うしかない。魔が指した、ということかもしれない。それでも、地上波中継で盛んに叫ばれている世代交代が起きたとは個人的には思っていない。今期のルノーとマクラーレンに比べ、フェラーリが失速していたのであって、ドライバーとしてそういう言い方はできないと思う。でなければ、それだけのマシンの差がありながら鈴鹿でブロックラインを駆使してアロンソやライコネンをあそこまで抑えられないだろう。

ということで、琢磨ファン、ホンダファンとしては、後味の悪いまま2005年シーズンが終わってしまった。それは同時に、V10エンジン終焉でもあった。今となっては、V8、V10、V12が共存し、異なる音色を響かせてサーキットを走っていたことが夢のようだ。来期はV8の2,400ccエンジンというレギュレーションとなる。単純に言って、排気量を小さくすれば速度が遅くなって安全になるのか、ということに疑問もあるし、イコールコンディション化は、レースを面白くする「かも」しれないが、クルマの個性が減ってしまうのだとすれば、残念に思う。それはチームにも言えるかもしれない。ミナルディ、ジョーダン、ザウバーの名が消え、名門チームとしてマクラーレン、ウイリアムズが残り、エンジンメーカーの手によるチームが、ホンダ(×2?)、フェラーリ、ルノー、BMW、トヨタとなり、新興(と言っていいのかな)のレッドブル(×2)、ミッドランドが続く、というチーム構成になる。メーカー同志のバトルは単純に面白いとは思うが、メーカの都合で撤退、となったときにチームがごっそり無くなってしまうようなら、それは寂しい話だ。また、ミナルディやジョーダンがそうだったように、これから伸びていく有望株の新人ドライバーを、どこが乗せるのだろうか、ということも気になっている。

琢磨のシートの情報はまだはっきりしない。11番目のチームも実現的ではないという噂もあるようだ。ただ、ビートニクさんのブログで注目しているように、ホンダの中本さんのインタビュー(F1キンダーガーデン)の最後に、
来年も一緒にやる人(注:琢磨のこと)ですから。最後のレースで完走させたかったので、残念ですが。ま、来年、ということで。
というコメントを寄せている。これは、ホンダがサポートする11番目のチームの動きが相当具体化しているということを示唆しているのだろうか。

F1キンダーガーデンにある琢磨のレース後のインタビュー(F1キンダーガーデン)でも、終わった、ということで今期の悪夢はもう忘れて仕切り直し、という意志が感じられる。来期に関する朗報を待ちたいと思う。
posted by おだまさ at 23:02| Comment(2) | TrackBack(2) | クルマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月11日

2005F1 Rd.18:日本GP

地上波生中継だが、連休中日では見るにかなわず、一日遅れの夜に録画を見る始末。鈴鹿は遠いなあ(距離ではなく)。

レースとしては、非常に面白かったと思う。雨の予選で後発組が軒並みタイムが出ず下位にに沈むという波乱の中で、中堅組が上位グリッド、琢磨も5位という良い位置での決勝。フロント・ローがトヨタとホンダという辺りも、オーバーに言うほどは感じないが、やはり嬉しく無くはない。

決勝は、青、銀、赤の直接対決がやはり印象的だ。一番は130Rでアウトからミハエルを抜いたアロンソか。アウト側にラインを取れず、窮屈なライン取りでパスされたミハエルが、後続のライコネンに追いつかれる辺りは、実にレースらしい展開。その後も、ブロックラインで懸命に守るミハエルと明らかにペースの速いライコネンの持久戦も見応えがあった。そしてファイナルラップの1コーナーでフィジケラを抜いてトップに出たライコネンはやはり速い!。今期のタイトルこそアロンソに奪われたが、やはり僕的には、ライコネンに軍配が上がる。

そして終わってみれば、波乱の予選にも関わらず、ライコネンとルノー2台が表彰台。そんな中で、ウェーバーの4位というのは見事。ウイリアムズは決して良い仕上がりでは無かったのではないかと思うのだが、この結果は良かった。クルサードの6位入賞も見事。その一方、ラルフは・・・燃料軽くして予選で上に行っても、3回ストップではだめだろう。序盤でセーフティカーが入っていなくても、逃げ切れることはできなかったと思う。

さて、BARホンダだが、バトン5位、琢磨は失格扱い。悔しさ満載、今期を象徴するようなレース展開だ。オープニングラップの琢磨の1コーナーでのコースアウトは仕方ないとして、バリチェロとのもらい事故が痛かった。それでも、モントーヤのクラッシュによるセーフティカーでノーズ交換のピットインでのタイムロスは最小限に押さえられたはず。なのに、10周目のシケインでのトゥルーリとの事故。これによりFIAの審議の結果、失格裁定となってしまった。

地上波中継では衝突時のリプレイしか流れなかったのでよくわからないが、ビートニクさんのブログにリンクのあるシケイン進入の画像(特に一コマ目)を見る限り、琢磨の突っ込みに気が付かなかったトゥルーリがターンインして結果クラッシュ、というように思える。去年のヨーロッパGPでのバリチェロとの接触と同パターンだ。両事故とも、先行車が琢磨の突っ込みに気が付かずに、ターンインしてぶつかった結果であり、いわゆるドアを閉めた状態だと、僕は思っている。

従って、追突されたと感じているトゥルーリは激怒して琢磨を非難している(F1Racing.jp)ようだが、どうも自分の不注意さを棚に上げて・・・という感じだ。鋭い突っ込みに気が付かずにぶつけてしまうことに対して鋭い突っ込みを非難するなら、スリップで延々と後ろにいてから抜くしかないということか?。それだけ先行に視認させなければ抜けない、というのが今のF1なのか。

去年の琢磨はオーバーテイクで名を馳せたわけだが、今年は一転、無謀なドライバーというレッテルが貼られようとしている。結局の所それはコインの裏表で、しかも追い抜きは追い抜かれる相手の力量も必要なわけで、琢磨に一方的に責めを追わせることこそアンフェアだろう。

ただ、それでも琢磨に欠けている資質があるからこそ、同じマシン(環境まで同じとは言わないが・・)に乗るバトンとの安定感の差があり、それは、そういう相手との意志疎通のような何か、ドライビングとはまた違った何か、の様な気がする。あるいは、ドライビングとは違う意味での抜くためのテクニックなのかも。

琢磨非難票は、今回の鈴鹿で大分多くなってしまったかもしれない。期待外れの失望感がそれを助長しているかもしれないが、同じ日本人として参戦している彼を批判はしても非難することなどできないし、どういう形であれF1に乗ることを願って、応援するしかない。

ということで、立場上なのかもしれないが、同じ日本人であるのに公然と非難する(F1Racing.jpより)人間がトップにいるチームはやはり応援できない。
posted by おだまさ at 02:20| Comment(2) | TrackBack(1) | クルマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月05日

オール・ホンダ体制、そして・・・

色々な情報、そして噂話が駆けめぐっていたが、10月4日にホンダから正式にプレス・リリースが出た。年内にBARH Ltd.の株式を100%取得して、2006年シーズンからオールホンダ体制でF1に参戦する、ということだ。

その一方、F1Racing.jpには、ホンダによるBAR買収に関するバトンのインタビュー記事がある。これによると、インタビューではホンダによる買収を「信じられないニュース」と言って喜んでいるが、そのすぐ後のコメントで、
みんなはボクがどれだけBARチームに留まりたかったのかと理解している。そして、そうしたいと思った理由の1つは、ここからは良くなっていくことしか想像できなかったということだ。
と語っている。そして、BARホンダがどうやらバトンのウイリアムスに対する契約を買い取った(資金提供した)(ビートニクさんのブログ参照)という噂。

こうしてみると、バトン(+バリチェロ)というドライバーでオールホンダ体制、という筋書きがバトンの契約騒動が持ち上がった当初から組まれていたとしか思えない。オールホンダに日本人ドライバーという非常にシンボリックな存在になったはずの琢磨を放逐してまでのこの筋書きは、一体誰が描いたモノなのだろう?

琢磨の今期の成績が振るわなかったのは確かで、結果的にはバトンの上手さが目に付いたわけだが、雨のレースでの元気の無さなどどうか。ましてや今期のバリチェロと琢磨を比べて、どちらが光っていたか??

琢磨関係では、ホンダがエンジン提供するという11番目のチームの存在が明らかにされている。詳細は不明だが、これもビートニクさんのブログ(僕のF1情報源なので・・・)から、シャーシのコンストラクターであるダラーラという噂がある(F1キンダーガーデンより)。イタ車好きとしては個人的にはこの名前は嬉しいが、果たして戦闘力のあるF1マシンを作ることができるのか、よくわからない。であっても、ホンダエンジンのマシンに乗ることができるならば、琢磨としては悪い環境ではないだろう。

それにしても、この11番目のチーム構想、というのも、昨日今日できた話ではないはずで、バトン中心のオールホンダ体制の筋書きがコインの表なら、その裏がこの11番目のチーム構想か。そう遠くないうちに詳細が明らかになる、のだろうか?

オールホンダになるなら尚更琢磨放逐が悔やまれてならない、というのが正直なところだが、それでもやはりホンダを応援したい思いはやはりむくむくと頭をもたげてくるのも確かで、やはり応援しなきゃしょうがないな、バトンとバリチェロを。それ以上に琢磨がいるであろう11番目のチーム、だが。

・・・とすでに話は来シーズンのネタに集中してしまうのだが、その前に鈴鹿!。今年も見に行くことはできないが、琢磨の力走を期待したい。
posted by おだまさ at 23:44| Comment(2) | TrackBack(1) | クルマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月05日

2005F1 Rd.15:イタリアGP

"イタリアGP決勝結果(日刊スポーツ)"

本当に落胆のレースだった。予選でセカンドローを獲得したというのに、終わってみればバトンが8位で琢磨は16位。琢磨は、最初のピットインで、ほとんど給油されないままピットアウト、急遽再ピットインという悪夢のような展開。こんなチームサポートで結果を残せという方が無理だ。

レースのハイライトは、オープニングラップでトゥルーリに交わされた琢磨が再度追い抜いたシーン、それから、バトン・琢磨・バリチェロと来期のBARに絡むドライバーが3位争いをしていた序盤か。頼むからバリチェロにだけは抜かれないでくれよ・・・と思っていて、バリチェロが先にピットインしたから、ほっとしたのも束の間、琢磨のピットインで給油トラブル・・・。

バトンも、第1スティントは悪くないと思ったが、それ以降ペースが上がらずトヨタ勢に先を越されて、代役ピッツオニア@ウイリアムズにも先を行かれ、かろうじて8位。地上波解説で森脇さんが苦言を呈していたが、BARホンダは決勝レースの戦略の再検討が必要だろう。というより、少ない燃料搭載量で予選で上位を得たとして、モンツァではほとんど意味をなさなかったということか。マシンの完成度がやはり高くないのか。次戦スパでも不安が募る・・・。

同様の不振はフェラーリもそう。地元GPで、予選ではなんとか意地を見せたが、決勝では良いところ無し。

失望したのは、もう一つ、ウェーバー。これまで割と応援していたのだが、今回の2回目のピットアウトはいただけない。琢磨が後ろからピットロードを走ってきていたのが見えていたのだろうが、明らかにピットクルーがロリーポップを上げる前にスタートし、ピットロードを琢磨と併走、そのまま本線に合流している。これはかなり危険ではないのか、と。

さて、ついていないといえばライコネン、というこれまでの流れそのままに、またもエンジン交換で順位降格の憂き目にあったライコネン。それでも超絶的な追い上げ(最高時速370km/h!?)でなんとか4位に手をかけた。神懸かり的なドライビングと言っていいだろう。本当に、運に見放されているとしか言いようがないが、未冠の帝王とはそういうことか。表彰台でタイトルを狙うというアロンソよりも、とにかく勝つしかないライコネンを応援してしまうのはやはり判官贔屓?。

それと、フィジケラ3位表彰台おめでとう。彼も琢磨に似て(チーム内の比較で)アンラッキーなところがあると思うのだが、きちんとレースできれば、結果がついてくるのだ。琢磨もそうあって欲しい。

ところで、ビートニクさんのブログでも触れているけれど、けんさわさんの「けんさわのサーキット便り。2005土曜日レポートに、意味深なコメントが。日本人ファンには9月16日が良い意味での大切な日になりそうなのだとか。それってやはり日本人F1ドライバーのこと・・・だよね?

だがその前にスパ、である。鈴鹿に次いで好きなサーキット。地上波中継だと、放映時間帯に見るのは辛そうなのだが・・・(26:00頃〜)。
posted by おだまさ at 01:47| Comment(2) | TrackBack(2) | クルマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月22日

2005F1Rd.14:トルコGP

初開催のトルコGP、地上波解説者も絶賛していたが、最新F1に即したコースレイアウトとして、魅せるF1レースが展開できるようだ。特に予選でコースアウトが続出した第8コーナは、ランオフエリアが舗装されているので、リカバーが不可能ではないという意味でチャレンジングのようだ。その割に、決勝ではコースアウトはあまり無かったようだが。それから第12コーナでもスリップからのブレーキング競争。抜ける、あるいはサイドバイサイドでコーナーを抜けることができる、という要素はやはりレースには必要だ。抜けないハンガリーとは好対照だ。鈴鹿も、抜きづらいと言われるサーキットだが、新しい富士はどうなのだろう(僕はもちろん、鈴鹿びいき)。

レースは、いまや絶好調のライコネンが完勝。アロンソもポイントでは勝っているとはいえ、マシンの差を認めてチャレンジャーのつもりでレースをしているようだ。それでも、チャンピオンシップはライコネンのような気がする。結果として敵に塩を送ってしまったモントーヤは、不幸なトラブルだ(ジョーダンがらみは、あの手のトラブルが多い気がする)。決勝後のインタビューでライコネンが「(アロンソが2位に入ってしまっても)これがレース」と言うとき、今シーズンの不運を乗り越えてきた、ある意味の自信が伺える。

さて、予選で色々あって、最後尾スタートになってしまった琢磨だが・・・。フォーメーションラップ直後に給油して1回ストップでレースを戦うという戦略は凄く良かったと思う。それだけに、ノーポイントに終わってしまったのが、本当に悔やまれる。20位スタートで9位フィニッシュであり、オーバーテイクを繰り返して上がってきたのは良かったのだが、チーム内で琢磨の置かれている状況を考えれば、アピールの意味でどうしてもポイントが欲しかった。あさか野通信さんでは、「BARだけがF1チームではないわけで」というフォローをされているけれど、ホンダという後ろ盾が付いている今のBARホンダ以上に良いパートナーはあるだろうか・・・と思うのは、琢磨に対して失礼だろうか。

イギリスのチームにはイギリス人ドライバーが必要なのだろうが、日系エンジン屋には日本人ドライバーが必要なんだ!とか。自製で全部やっているくせに日本人を乗せる気の無い某チームは論外。

というのは言い過ぎの感もあるけれど、正直なところそう思う(今のホンダはそういうことを言わないのだろうが)。しかるに、今日のレース戦略はチーム側からすれば、最良の策だったと思うので、自力でポイントを取って欲しかった・・・。そこがやはり琢磨に足りないところ・・なのか。バリチェロの前というのが、せめてもの救いだ。

さて、フェラーリはミハエルが結局リタイヤ、その原因となったウェーバーとの絡みも、あぁ、ミハエルらしいな・・・というか。ドアを閉めたのはミハエルの方だったろうから。これで今年のチャンピオンは消えた。モチベーションが・・・という解説も聞かれたが、来期のフェラーリはどうだろうか。

タイヤバースト連発のウイリアムズは、もう見るところ無し。これでは、バトンが移籍する気も失せるだろう。来期、コスワースエンジンで、どうなってしまうか。今期のレッドブルのような輝きを魅せて欲しいと思う。
posted by おだまさ at 01:24| Comment(2) | TrackBack(2) | クルマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月01日

2005F1 Rd.13:ハンガリーGP

"ハンガリーGP決勝結果(日刊スポーツ)"

レース結果を見るならば、なかなか興味深いハンガリーGPだった。

前戦ドイツGPで不運のまっただ中にいたライコネンだが、そのアグレッシブさが冴えに冴え、予選出走順が不利にも関わらず4番グリッド。マクラーレンの好調さを裏付けている。驚いたのはミハエルが久々のポールをとったこと。通算64回目のポールポジションは、セナの持つ通算65回という記録に後一つにまで迫っている。いよいよこの大記録も破られる日が近いかもしれない・・・。

レースが始まってみると、アロンソがトゥルーリに追突してノーズを壊し、早々にピットインするという大事件。まさに急転直下、抜けないハンガロリンクではなす術無く、ノーポイントに終わってしまった。やはり同じ様な形でピットインせざるを得なかったバリチェロもそうなのだが、右京いわく「物理的に抜けないサーキット」、というのはやはり問題があろう。煙草CMの認められる欧州のGPということなのかもしれないが、問題は深い。

その後の展開は、ミハエルとライコネンの一騎打ち。なのだが、第2スティントでライコネンにつつかれ、その後に給油タイミングで前に行かれたら、もはや勝負あったという感じでライコネンが一気に逃げ切り。BSタイヤは、予選での速さは手に入れたが、それと決勝での耐久性とのバランスは、ミシュランユーザにまだ及ばないということは明らか。それでもフェラーリの速さは確実に回復しているし、ポイントランキングでアロンソ87pt、ライコネン61pt、ミハエル55ptというのは、ミハエルのタイトルが絶望的ではない状況を示していると思う(もしミハエルがタイトルをとったら、とんでもないことだが・・・)。

さて。お父さんになることを発表した(おめでとう!)琢磨だが、我慢のレースという感じで8位ポイントゲット。やった・・・と手放しに喜ぶには、ウイリアムズに先に行かれているし、3回ピット戦略の方が良かったのではとか思うところもあるのだが、それでも、きちんとレースができたので、良かった。次戦以降、日本GPまで、つなげていって欲しい。

そんな一方、パドックではバリチェロがBAR入り?(F1Racing.jp)、という噂が流れたそうだ。まさか琢磨放出、なんていうことはないよね?ホンダさん。バトンがウイリアムズに移籍すれば問題はない、と思うのだが・・・ちょっと心配。

久々ラルフの表彰台、ホントに嬉しそうで、ちょっと微笑ましかった(ラルフはあまりスキではないんだけどね)。
posted by おだまさ at 02:15| Comment(0) | TrackBack(4) | クルマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月28日

2005F1 Rd.12:ドイツGP

"ドイツGP決勝結果(日刊スポーツ)"

最近、F1ネタしかアップしてないが・・・。

運・不運、あるいはツイている、ツイていないドライバーというのが、ココまで明瞭になるのかと思う。それは、実は実力と表裏一体、なのかもしれないが、良い流れ、悪い流れというのは確かにあるように思う。

不運の筆頭はやはりライコネン。トップを文字通り独走していたのに、単独のマシントラブルでまさかのリタイヤ。アロンソとのポイント差が一気に開いてしまった。その悔しさ、憤りが画面からもはっきり伝わってくる。

それから佐藤琢磨。前イギリスGPでの失敗を取り戻す予選アタックで8番グリッドを手に入れたというのに、オープニングラップでフィジケラに追突、ノーズ交換を余儀なくされて戦線離脱。レース後のインタビューの険しい表情がつらい。今年のレギュレーションのせいもあるだろうが、悪循環から抜け出すのはかなり難しい。でも、応援するしかない。

そしてビルヌーブ。混戦する順位に沈んでいるから、ということではあるが、モンテイロとのクラッシュはひどすぎる。

それに対してくっきりコントラストがついた「幸運組」筆頭は、アロンソだろう。ここ数戦のマシンの仕上がりは明らかにマクラーレンが上なのに、ライコネンのエンジン交換による降格などで、そのポイントロスは最小限に留まっていた。そして、この大事な一線で、トップを走るライコネンのリタイヤ。チャンピオンシップがぐらりと傾いた、かもしれない。マクラーレンの信頼性の無さに救われている。

そしてバトン。序盤でマシンのパフォーマンスが悪いときは沈んでいたが、それが改善されるのに合わせて着実に上位に上がってきて、ついに表彰台。ミハエルとのバトルも見ごたえあるものだった。同じ車に乗っているのに(琢磨は)何故・・・ということなのだ。去年からそうなのだから、運不運で片付けるのは、バトンに失礼なのかもしれないが・・・。

フェラーリは、BSが投入した新スペックのタイヤが実力を発揮できず、後半でバトンやフィジケラに交わされるという状態。チームの悩みは奥深い・・・のか、BSとのマッチングに問題が出てきたのか。

関係ないかもしれないが、マクラーレンホンダ時代、ホンダエンジンのパワーに強く依存していたマクラーレンがシャーシ開発に手間取り、戦闘力を無くしていった状況が目に浮かんだ。
posted by おだまさ at 12:47| Comment(0) | TrackBack(3) | クルマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月11日

2005F1 Rd.11:イギリスGP

"イギリスGP決勝結果(日刊スポーツ)"

予選グリッド8番が、ライコネンのエンジン交換ペナルティによって7番手からのスタート、コイツはラッキーだ、という琢磨だったが・・・フォーメーションラップの最終コーナーでトラブル。「なんでやねん、ホンダ!」と思わず叫んでしまった・・・(実は琢磨の操作ミス?(F1Racing.jpより)らしい)。1周遅れでレース復帰できたが、16位フィニッシュ。レース後の琢磨のインタビューも、かなり辛そうな感じだったのが痛々しい。

クルマのポテンシャルは確実に向上しているのでなおさらだ。今回は、リタイヤがカーティケヤン1台のみで、かつタイヤにもほとんどトラブルが出なかったことからして、この順位が今の各チームの実力をかなり反映しているように思う。1位モントーヤ、2位アロンソ、3位ライコネン、4位フィジケラという上位は実力伯仲の2チーム、それから5位バトン。フェラーリの前でフィニッシュしているわけで、今のBARホンダの実力はかなり高いところに来ていると感じる。これは明るい材料と言えるだろう。

ただし、バトンに言わせれば、上位2チームとの差は果てしなく大きい、ようで、レースラップの速さから言ってもそうなのかもしれない。そういう意味では、勝ちを取りに行くには厳しいが、表彰台を狙えるチャンスは十分にあると思う。

それにしてもライコネン。前戦フランスGPに続いて、エンジン交換ペナルティだ。これがなければ、どれだけの予選タイムで、かつどういう決勝の闘い方をしていたかと想像すると恐ろしい。今の勢いはルノーよりマクラーレンだろう。

ビルヌーブが・・・クルサードとバトルをしていて、パッシングして「やった!!」と思っていたのもつかの間・・・いつの間にやらマッサの後ろ。「あれれ・・・」国際映像には映らなかったが、自身のピットミス(F1Racing.jpより)らしい・・・なんとも。でも、ザウバーも比較的好調だと思う。

後は、泥沼フェラーリか。失速から立ち直ることができない。地上波エンディングで一瞬映った浜島さんが立ちすくむモノクロのカットが凄く印象的だった。
posted by おだまさ at 02:14| Comment(2) | TrackBack(2) | クルマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月04日

2005F1 Rd.10:フランスGP

"フランスGP決勝結果(日刊スポーツ)"

 予選グリッド4番手からのスタートだったが・・・琢磨、残念。レコードラインから外れたという意味では、ライコネンのエンジン交換ペナルティによる10番手後退に伴う番手アップも吉だったのか凶だったのか。スタートで抜かれたバリチェロをアデレードヘアピンで刺したところは琢磨らしい見事なパッシングだったが、前でペースの上がらないトゥルーリを同じくアデレードヘアピンで抜こうとして・・・オーバーラン。それ以降はマシンバランスがくずれ、結局11位フィニッシュで終わった。

 それでも、予選や序盤のパフォーマンスは上位陣に迫るものであったし、バトンの4番手(ようやくBARホンダもポイント獲得)というのも、その前の顔ぶれを考えれば、今の最良の結果だったろう。ということで、次のシルバーストン、第二の母国GPで期待。

 で、その前の顔ぶれというのが、アロンソ、ライコネン、ミハエル、なわけだが・・・アロンソ、ライコネンともに空恐ろしい走り。マクラーレンのエンジン交換がなければどういう展開だったか、ということに尽きるだろう。フェラーリはかろうじて食いついたが、それ以上は無理っぽい。そういう意味で、シーズン後半はルノーとマクラーレンの一騎打ちになるだろうか。

 その他でいうと、ジャック8位のポイントゲットで嬉しい。堅実に走っていって、来期BMWワークスへ残留して欲しい。

 それにしても、優勝者へのトロフィーのプレゼンターがプロストとは。
posted by おだまさ at 02:02| Comment(2) | TrackBack(2) | クルマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月30日

F1 BATON

Batonといっても、BARホンダのバトンのことではなく。僕は知らないのだが、ブロガー(という言葉も照れくさい)の間で回っているらしいMusical BatonのF1版。5つの質問に答えて、トラックバックで次の方に(バトン)を渡す、というもの。

ビートニクさんからいただいたので、僕も書いてみる。

  1. PCに入れているF1容量・・・ならぬ、壁紙やスクリーンセイバーに使っているF1モノは?
    自宅Macの壁紙は、2002年鈴鹿で5位入賞したジョーダン・ホンダ佐藤琢磨の勇姿!。

  2. 今愛用しているF1グッズや、チェックしている番組・雑誌・PCサイトなど
    愛用しているF1グッズは・・・特にないなぁ。あ、SUPER H2Oはたまに飲む。必ずチェックするソースは、幾つかのF1関係のブログと、「けんさわのサーキット便り。2005

  3. 最後に買ったF1グッズ
    2002年鈴鹿のパンフ、かな・・・。

  4. 特別な思い入れのある5人のドライバー
    1. 佐藤琢磨
      期待せざるを得ないでしょう、ホンダエンジンで優勝して欲しい!!!(みーはー)

    2. ジャック・ビルヌーブ
      もう一人、現役ドライバーから。日本でF3を走っていたのを見たことと、親父さんのことがあって、気になるドライバー。

    3. 鈴木亜久里
      母国GPで表彰台だから。最後の鈴鹿で夢となってしまったスーパーラップが見たかった・・・。

    4. ジャン・アレジ
      絶不調時のフェラーリを任された男。でもその狂ったようなV12の音は素晴らしかった。

    5. アイルトン・セナ
      セナとホンダは切っても切れない関係。夭逝の天才だった。

  5. バトンを渡す5人
    5人もいないので、お二方。ほとんどROMしかしていないのですが、送らせていただきます。もちろん、ご迷惑なら停めて下さって構いません。

posted by おだまさ at 23:46| Comment(5) | TrackBack(5) | クルマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月20日

2005F1 Rd.9:アメリカGP

"アメリカGP決勝結果(日刊スポーツ)"

たった6台でのレーススタート・・・前代未聞のGPだった。

概要はといえば、金曜日のフリー走行でラルフが大クラッシュ、代役となったゾンタもクラッシュを起こし、ミシュランが持ち込んだタイヤがインディアナポリスのオーバル部分の特殊な舗装(雨溝付き)に対して非常に弱い(摩耗が激しい)ため、決勝レースを戦うことのできる耐久性が無いことが発覚。

ミシュランは、レースディスタンスにして10周以上保たないということを公表し、急遽、次戦フランスGP用のタイヤを空輸し、それを使わせてくれるようFIAに申請するが、予選から決勝まで同一タイヤを使用するという今期のレギュレーションの違反するため、FIAは認めず。

であるならば、オーバル手前の最終コーナーに特設のシケインを設けてコーナー通過速度を落とすことをミシュランは提案。しかし、急あつらえのシケインでいきなりレースをすることは危険であることもあり、またBSユーザーであるフェラーリの反対もあって、妥協にいたらず、ミシュランの提案はいずれも採択されることはなかった。

予定通り、レース進行がなされ、ミシュランユーザの全14ドライバーは、フォーメーションラップのみ行ってレースとしては成立させながら決勝レースは棄権、BSユーザのフェラーリ、ジョーダン、ミナルディのみがスタートを切ることになった。

地上波の実況では盛んにFIAに対応のひどさを問題視していたが、本質的には、レースに使い物にならないタイヤを持ち込んだミシュランこそがまず責められるべきであろう。ヨーロッパGPにおけるライコネンの最終ラップでのタイヤバーストが象徴的なように、今期のミシュランタイヤがタイヤ無交換というレギュレーションぎりぎりのスペックであったのではないかと思う。かたや決勝での抜群の信頼性を誇るブリジストン、両者の設計思想の違いは、ある種、BSの日本人的発想を感じさせる。2003年にミシュランタイヤのトレッドが実走行時に巧みに広がるように(ちょっと解釈間違いあるかも)なっていて、フェラーリがFIAに訴えたことがあった(ブリジストンのプレスリリース参照)が、そういうよく言えばぎりぎり、悪く言えばダークゾーンの仕掛けがミシュランには見え隠れする(気がする)。

ミシュランユーザはジョイントプレスリリースを発表しているが、ファンやスポンサーに対する謝罪だけでなく、今回のことがどういう原因で生じたのか、ミシュランは説明する義務があるだろう。

今回の一件で、一番の被害者は何よりレースを観戦しに来たお客さんだろう。これが日本GPのことであったなら、と思うとぞっとする。それだけに、ミシュランユーザにはレースに参加して欲しかった。タイヤ交換を認め、ミシュランユーザのみノーポイントとする、などとすれば良いかと思ったが、2戦で共通のエンジンを使用するというレギュレーションがある以上、そのような「無意味」なレースをするとも思えない。こういう点を考えるとき、今期のレギュレーションが果たして良いのか、という点でFIAの責任もまた問われるべきかもしれない。ただ、やはり問題はちゃんとした品質のタイヤを提供できなかったミシュラン側にあるという点を外してはいけないだろう。

レース自体は、ミハエルが久々勝利。ただし、実況でもパドックの噂として繰り返し伝えていたバリチェロとの不仲が確かに伝わってくる走りで、ミハエルピットアウト時の両者の交錯は、バリチェロの来期フェラーリ離脱を示唆するものなのだろうか。

チャンピオンシップを確認しておくと、ドライバーズ・タイトルは、
  1. アロンソ(59pt)
  2. ライコネン(37pt)
  3. ミハエル(34pt)
  4. バリチェロ(29pt)
そして、コンストラクターズ・ポイントが
  1. ルノー(76pt)
  2. マクラーレン(63pt)
  3. フェラーリ(63pt)
  4. ウイリアムズ(47pt)
  5. トヨタ(47pt)
やはり、ミシュランユーザにとっては、大きな意味を持つレースだったようだ。

今回のヒーローはやはり3位入賞のモンテイロ?。シャンパンファイトができなくて気の毒だったけど、ちゃんとレースをしてもぎとった3位だ、おめでとう。

かたやBARホンダ・・・これで唯一のノーポイント・チーム&ドライバーになってしまった・・・(号泣)。フランスでの巻き返しを願う!!。

情報ソースは、けんさわさんの「サーキット便り。2005」beatnicの密かな憂鬱さん、あさか野通信さん。
posted by おだまさ at 22:09| Comment(9) | TrackBack(3) | クルマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月17日

2005F1 Rd 8:カナダGP

"カナダGP決勝結果(日刊スポーツ)"

予選では久々にバトンがPP、琢磨も6位と好位置につけたBARホンダだったが・・・結果が出ずに残念。特にバトンは、縁石の使い方を誤ってコースアウト・リタイヤという彼らしくない結末だった。琢磨は、ギヤボックストラブルで一度マシンをピットにしまいこんだが、なんとかコース復帰、次戦アメリカGPの予選出走順位確保のための走りで、やってくれるな、ホンダ、と思ったのだが・・・結局ブレーキ系のトラブルでリタイヤ。予選アタックも、3回ピットストップ前提のガソリン搭載量であることを思えば、復活と手放しで喜ぶわけにはいかないだろう・・・。

それにしても、上位陣総崩れ、ともえるようなレースだった。予選7番手のライコネンがどうして優勝できるの、と思ったが、なるほど、という感じ。ルノーの2台ともリタイア、モントーヤも失格、という中で貴重な勝ち星を拾った。ミハエルは、予選2番手で決勝も2位。そしてピットスタートから3位をもぎとったバリチェロが見事だった。マシンの信頼性のあるチームが生き残ったようだ。

惜しかったのはビルヌーブ。母国GPであり、父親の名前のサーキットでもあって、予選8位はいいぞ!と思ったのだが、オープニングラップの混乱で沈んでしまった。9位ゲットであっても、マッサ4位の前にはかすんでしまう・・・残念だ。

それにしても、驚くべきはルノーのロケットスタートだろう。2台共がそうなのだから、よほど凄いシステムなのだろう。BSタイヤがMIタイヤに比べ、立ち上がりで今ひとつということを差し引いても、あまりに差が大きすぎる。勝負の綾を分ける重要な点だ。

北米地区中継の常で、放送時間が時間なだけに録画をして見たのだが・・やはり生中継は良い。レースをカットされないという点と、それからレース後、表彰式までの映像などが、普段見ることができないだけに面白い。レースを見終わった余韻に浸ることもできるし。今週末のアメリカGPは起きて見るか・・・去年の再来を祈って。
posted by おだまさ at 00:21| Comment(0) | TrackBack(0) | クルマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月30日

2005F1 Rd.7:ヨーロッパGP

"ヨーロッパGP決勝結果(日刊スポーツ)"

2戦ぶりのBARホンダの復帰は、ニュルブルクリンクのヨーロッパGP。劇的なレースだったと、言っていいだろう。ファイナルラップまでトップを守っていたライコネンのマシントラブルでのリタイヤだ。右フロントタイヤの劣化(フラットスポット)のために振動がひどくなり、結果としてサスペンションが疲労破壊してあわやタイヤが吹き飛びかけ、1コーナーをコースアウト。かなり危険な事故だったと思う。マシン自体はサンドトラップで十分減速し、ライコネンも止まったマシンから直ぐ出ることができたので、事故としては問題ない部類だろうが、それがタイヤ交換禁止というレギュレーションの結果引き起こされたモノだという点が気になる。タイヤはやはりドライバーの命を預かるモノだけに、もう少し他の方法で規制することができないものかと思う。

という話はさておき、我らがBARホンダだが、終わってみれば、うーん、我慢のレースだった。国際映像にはあまり映らなかったが、序盤の緊急ピットインで順位を落とした琢磨も12位フィニッシュなのだから、それなりに追い抜きをしていたはず。バトンが10位ということで、オープニングラップでバトンに抑えられた格好になった琢磨もトラブルに巻き込まれなければシングルを見えていた。そういう意味では、2戦欠場で予選アタックが最初だったために良いタイムが出せなかったということが、順位低迷の原因だろう。マシン自体はそれほど調子悪い様子ではない?ので、次のカナダGPに期待。

アロンソは、ライコネンのトラブルで優勝を手にしたが、ガソリンを多く積んでの予選アタックと、タイヤが劣化しても着実に順位を上げてきた結果だろう。今期のアロンソは幸運を引き寄せる力もあるのかもしれない。フィジケラも、ピットスタートながら6位で、やはりルノーの実力は大したモノだ。フェラーリは、やはり序盤にペースが上がらないながら、なんとかバリチェロを3位に押し込んで、一矢報いた格好。ミハエルはやはり飄々として、どうしたのか?という印象。

レッドブルがかなり良いパフォーマンスで、クルサード4位というのが渋い。基本的には良いマシンなんだろうと思う。中堅の地位をしっかり守っている。さて、微妙なのがザウバー。中盤、良いパフォーマンスを見せながら、タイヤを酷使してトレッドが剥がれる事態となって14位になったマッサと、最後まであまり冴えない展開で13位のビルヌーブ。どちらをどう評価したら良いのか、悩む。それから、ウェバー・・・もったいない。突っ込み過ぎ。

モナコ、ニュルと比較的低速コーナーの多いコースでウイリアムズの調子の良さが目立ったが、長いストレートのあるモントリオールではどうなるか。BARホンダのエンジンパワーの見せ所でもあるので、楽しみ。
posted by おだまさ at 02:25| Comment(0) | TrackBack(1) | クルマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005F1 Rd.6:モナコGP

"モナコGP決勝結果(日刊スポーツ)"

またまた、スペインGPをチェックせぬまま、モナコGPを迎えてしまった。そもそも、地上波放送時間帯に寝てしまったのが敗因。おまけにBAR欠場ということで、ビデオのチェックも手を抜いてしまった。ちょっと反省。

ということで、モナコGPはしっかりTV放送をチェック・・・なのだが、出張中で何故かドイツにいて、ドイツ語の実況というよく分からない状況での観戦。ちなみにドイツでの中継というのは、一体どのチャンネルなのかいまもって分からないが、実況のアナウンサー一人で、日本の地上波放送のように、解説者とかゲストとかはいなかった。実況も基本的には淡々と説明しているわけだが、やはり事故などのアクシデントがあると、声量が大きくなるのは日本と同じか。といっても古館イズムはさすがにない(日本でももう無いか?)。

肝心のレース内容だが、ドイツ語の実況ということでレースの細かいところとか裏事情などはよくわからないままだが、それでもルノーとウイリアムスのバトルは楽しめた。あの「抜けない」モナコでアロンソ相手にパッシングをかけるのだから、ニックもウェーバー(!)も大したモノだ。ajitamaさんのブログでも触れられていたがよほどタイヤの差があったのだろうか?久々に強いウイリアムズを見た。

シケインでのバトルだっただけに、どうパスするか、どうガードするかという時にシケインのショートカットをしてしまうか否か、というところが目を引いた。抜いていった後もシケインを綺麗に通過していったニックはフェアで見事だったと思う。

それにしてもライコネンは速かった。ポール・トゥ・ウインで、圧倒的といっていいだろう。ただ、ライコネンに対してどうしてもモントーヤが見劣りしてしまうので、マシンの速さにはやはりクエスチョン。一方、イタリアの雄フェラーリは相変わらず冴えない。サンマリノGPのエントリで、「次戦以降、トップ争いにフェラーリが加わるのは間違いないだろう。」などとしゃあしゃあと書いてしまったが、どうも上手く回っていないようだ。やはりタイヤか?それともミハエルのモチベーション?

次戦ニュルではBAR復帰だ。2戦出場停止という悔しさを払うレースとなって欲しい。
posted by おだまさ at 01:58| Comment(3) | TrackBack(1) | クルマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月25日

2005F1 Rd.4:サンマリノGP

"サンマリノGP決勝結果(日刊スポーツ)"

ヨーロッパラウンド開幕のF1は見応えのあるレース展開だった。終わってみると強く印象を残したのはフェラーリ・M・シューマッハといわざるを得ない。予選でのミスという自らの失敗が招いた予選13番グリッドだが、それでもレースを全く諦めないチーム戦略とドライバーの力量で、1回目の給油を終えた時点で3位。どーいうことだこれは、という展開だ。凄いのはその後のバトンに対する追撃。抜けるとは思えないシケイン状の高速コーナー"バリアンテ・アルタ"でバトンをオーバーテイク。フェラーリの今期のマシンF2005とBSタイヤの底力を見せつけられたという感じだ。次戦以降、トップ争いにフェラーリが加わるのは間違いないだろう。

そして、そういうシューマッハのラスト10周のプレッシャーに打ち勝って3連勝したアロンソは見事。まだ23才!?というのが本当に驚きだが、F1は人を老成させるのか。それにしても今期のルノーエンジンは、パワー、信頼性共にありそうだ。例年の結果から考えれば、序盤を制したルノーがワールドタイトルを取る可能性は大きい。

もう一つ、BARホンダの復調が嬉しい。3位入賞後のバトンのインタビュー"全く違うクルマになった"というコメントが印象的だ。そして我らが佐藤琢磨も5位入賞。ブルツに先を越されたのは悔しいが、次からを期待できる結果だったと思う。何といっても、国際映像(の地上波編集)でという範囲ではあるが、トラブルや青旗とは無関係に、前車をバトルの末に抜いたのは、ウェーバー、琢磨、シューマッハだけ、だったはず。いずれも抜きにくいイモラでのオーバーテイクで、鳥肌モノだった。ウェーバーと琢磨のバトルは、前半のハイライトだった。それだけに、トゥルーリに引っかかっていなかったら、という思いはある。とにかく、今年も琢磨は記憶に残るドライバーであることは確かだ。そして、BARは去年の好調さを取り戻しつつあるようで嬉しい。スポーティング・ディレクター(監督?)に元CARTのジル・ド・フェランが就任したということも中継で初めて知って驚いた。

それから、ビルヌーブが6位入賞というのも密かに嬉しい。ウェーバーは前半の良さが後半まで続かずに残念。

それにしても地上波中継、ラスト10周になんで3回もCMカット入れるかな〜。地上波だからな〜。エンディングにくらいはセナがらみの映像が使われるかなと思ったが、何もなくて、ちょっと寂しい、という思いも。

あ、バーレーンの感想はDNSということで・・・(^^;)
posted by おだまさ at 07:11| Comment(2) | TrackBack(1) | クルマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月21日

2005 F1 Rd.2:マレーシアGP

"マレーシアGP決勝結果(日刊スポーツ)"

トゥルーリのドライブ、そしてレース後のコメントを聞けば、アンチ・トヨタでも、素直におめでとうというしかない、トヨタ初表彰台2位。元ルノーのガスコインのマネージメントの成果とも言えるかもしれないが、トヨタの現場の日本の技術者の方々の顔が見えるようになって、それはそれで良いことかな、と。

アロンソの久々の優勝は、ルノー+アロンソの上手さを見せつけた感じ。フィジケラがスライドしてウェーバーにぶつかるほどの状況とは対照的か。ニックが3位入賞(表彰台おめでとう!)だったのだから、ウェーバーが上手くフィジケラを交わしてくれれば・・・残念。

予想されていたミシュランタイヤのトラブルも上位陣には全くなくて、いよいよ追いつめられたかフェラーリ+ブリジストン。それにしても、地上波実況でも言われていたが、レッドブルに抜かれる今年のフェラーリはどうしたのか。去年圧勝したフェラーリのレースカーであっても、やはり旧型は競争力を一気に失ってしまうということを、まざまざと見せつけられた。

その一方、レッドブルには結構注目している。ドライバーもどちらかと言えば地味だし、コスワースエンジンがそんなに良いのか、と言えばどうかとも思うのだが、パッケージの良さが出ているのだろう。

琢磨は体調不良でドクターストップということで、残念。バーレーンまで2週間しかないけれど、早く良い状態に復帰してもらいたい。

それから、ホンダエンジンも。トヨタ表彰台のレースで2台のニューエンジンがブローという屈辱を跳ね返して欲しい。

ところで、タイヤ交換の無い新レギュレーションについては、或る意味でドライバーのぎりぎりのサイドバイサイドの世界というこれまでのF1の世界とは相容れないような気がする。
posted by おだまさ at 02:24| Comment(0) | TrackBack(3) | クルマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月19日

けんさわさんのサーキット便り

去るエントリにも書いたように、F1の開幕戦を見事見逃してしまった僕おだまさだが、ネットで情報チェック。

ということで、けんさわさんこと澤田賢志さんの「サーキット便り」が今年も始まっている。今年からは、F速ことF1速報の公式サイト「F1速報インターネットマガジン」の1コーナーになっているが、中身はこれまで同様、こんな見方もあるF1、という現場カメラマンならではの、楽しい内容になっている。

これを見ると、けんさわさんのF1サーカスへの愛情が感じられて、あらためて僕もF1を楽しむゾという気持ちにさせてもらえるのである。

さて、週末はマレーシアGP。どんなレースになるか。タイヤ交換のできない今年のレギュレーション、友人は「耐久レースみたいで・・・」と称していたが・・・。
posted by おだまさ at 00:14| Comment(0) | TrackBack(0) | クルマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月06日

2005年F1 Rd.1 オーストラリアGP

"オーストラリアGP決勝結果(日刊スポーツ)"

今年もF1が始まった。我が家での観戦は相変わらず地上波である。

ということで・・・開幕戦からやってしまった。昼間中継ならそう言ってくれよ関西テレビ!!

すっかり録画予約するの忘れていた。開幕戦から見逃すなんて・・・(涙)。

おめでとう!フィジケラ。クルサードの4位も面白い。BARは・・・今年はふるわないのか?
posted by おだまさ at 23:44| Comment(4) | TrackBack(1) | クルマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年10月13日

F1 Rd.17:日本GP

"日本GP決勝結果(日刊スポーツ)"
"日本GP決勝結果(中日スポーツ)"

中国GPは結局録画を見ず仕舞い、鈴鹿へ。今年も、見に行くことはかなわなかったが、16万人というからここ数年で最高の入りだったようだ。

BARホンダ100戦目となった鈴鹿、チームとしては満足できる結果だったろう。日本人ファンにしたって、ホンダエンジンが表彰台に上り、琢磨も過去最高の4位フィニッシュしたわけで、これは凄い。繰り返すが、これは凄いことだ。おめでとうと言いたい。2年前の琢磨5位入賞時の盛り上がりを思い出すが、それ以上の順位を獲得したわけで。

でも、地上波でのホンダの木内さんのコメントが全てというか、後一歩及ばずの悔しさを感じざるを得ない。やはり、最大のライバルはバトンだった。ピット戦略の綾もあるが、スターティンググリッドがイン側かアウト側か、それが分かれ目だったのかもしれない。

琢磨の予選4番手はすばらしい。しかし、それ以上にウェーバーの3位が凄すぎる。これがなくて、琢磨が3番手だったら?ということだ。第2スティントでタイムアップできなかったようで、ファスティストは琢磨が1'33"742、バトンが1'33"819とほとんど替わらず、3ピット作戦の利点を生かし切れなかったのが残念だ。

悔しいが、それでも2台完走で、ホンダエンジンのクオリティも確実に向上しているといえる。来期も好調さを維持することを願って、最終戦を待とうと思う。

その他で言うと、パニス引退レース。トヨタでいいところを見せることはできなかったが、無限ホンダでモナコを勝ったことが懐かしい。ウェーバーとフィジケラは、確実に実力をアピールできて、来期が楽しみだ。ただ、ルノーの不調はどうしたことか。ビルヌーブも、やはりもう一つなのが、残念。来期ザウバーで活躍してくれることを期待したい。

それから、シュー兄が、BSのために是非勝ちたいと言っていたという。地上波でも浜島さんに飛びつくシュー兄が映っていた。なんというか、コラボレーションの強さ?なのだろうか。浜島さんのキャラに負うところ大という気もするが、やはり人間同士の関係、お互いにそこまで思われるようなチーム体制が、やはりフェラーリの強さか。常勝請負人ジャン・トッド恐るべし、かもしれない。

さて、BARホンダは、このままミシュランで行くべきか、再びBSにスイッチすべきか、どうなのだろう。

ところで・・・ホンダF1参戦40周年のイベントもなかなか豪華で、これだけでも見に行きたかったな。やはりTV中継じゃ、現場の盛り上がりが伝わらないF1、来年は子供連れて行って来よう。
posted by おだまさ at 02:36| Comment(0) | TrackBack(0) | クルマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年09月13日

F1 Rd.15イタリアGP

"イタリアGP決勝結果(日刊スポーツ)"
"イタリアGP決勝結果(中日スポーツ)"

屈指の高速サーキット・モンツァ。事前予想通り、BARホンダは強さを見せてくれたのだが、またしても煙に巻かれたような展開でフェラーリの1-2フィニッシュ。

オープニングラップでシュー兄がスピンして順位を落とし、またレインタイヤでレースをスタートしたバリチェロが開始数周でタイヤ交換にピットインしたとき、席を蹴ったティフォシは少なくなかったはずだ。誰しもこれで、このレースはルノーとBARの一騎打ち、と思ったはず。

それがなんだ、3ピットでピットアウトしてもバリチェロはトップ。シュー兄も前をふさいだバトンを交わして2位(まあ1位にもなれたのだろうが・・・)。何故こういう展開になるのか、不思議といわざるを得ないが、これが今年のフェラーリということだ。

さて、琢磨の方はというと、4位完走!。これは凄いことなのだ。凄いことなのに、こんなに落胆している自分(というかファン)とは、ほんとに強欲なものだ。表彰台に乗らないと残念だなんて、なんていう状況だ。でも、一寸先は闇のF1。今年の内に琢磨にはさらなる結果を出して欲しい。特に日本GP。

このレースで琢磨がバトンに負けた理由を、地上波解説ではスタートミスが全て、と評していたが、或る意味ではそうかも、と思う。ただし、僕としてはバトンに交わされたあの瞬間が全てといおうか。やはり琢磨最大のライバルはバトンなのだと思う。微妙な力関係、チームとしての総合ポイントというものが重要になるとき、やはり攻めきれない?

それでも、3・4フィニッシュで、ルノーを抜いてコンストラクターズ2位に進んだBARホンダ。後3戦好調さを維持して突き進んで欲しい。

ところで、良く知らなかったのだが、琢磨がイタリアの今年のコンファルティジャナート・モトーリ(イタリアモータークラフツマン連盟)賞を受賞した(Crach.netより)そうだ。過去に受賞した顔ぶれを見ると、シュー兄、ハッキネン、プロスト等々豪華なメンバーだ。そういう海外の栄誉ある賞の受賞は、今年の琢磨の走りが非常にポジティブに評価された結果だろうから、日本人ファンとしては嬉しい限り。
posted by おだまさ at 01:29| Comment(0) | TrackBack(1) | クルマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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