家人が仕事で遅い週末など、たまに、料理をする。といっても、多種のおかずを用意するには至らず、一品料理ばかり。
親子丼。
味噌煮込み饂飩。
カレー饂飩。
お好み焼き。
・・・
まあ、ジャンクフード言えばそれまでだが、これはこれで家族皆好きなので、問題無し。そんなわけで、先日はミートスパゲティを作った。
ミートソースをもちろん手作りするのだが、ソースを煮込んで、最後に味を整える、ここが分からない。スープを作ってもそうなのだが、大さじ一杯分とか小皿一杯分くらい味見しないと、味が決まっているのか、薄いのか、よく分からない。
そういうとき、プロの料理人は、ほんのわずかの量の味見で、味付けの是非を判断している。TVからの情報しかないけれど、きっとそうなのだと思う。どうして、小さじ一杯程度の量で味の濃さとか広がりとか、そういうものが的確にわかるのか、これが不思議でならない。つまり、そんな味覚の敏感なところが、料理人の才の才たるところなんだろう。
さて、ミートソースのレシピも、簡単に書いておく(基本的には某本のレシピ通りなのだが、少しアレンジが入っている)。
大蒜1個、玉葱1個、人参1/3本をみじん切りにする。フライパンにオリーブ油大さじ1、バター大さじ2を入れて熱し、バターが溶けたところで大蒜をまず炒める。香りが出てきた辺りで、玉葱、人参を入れ、中火でじっくり炒める。
玉葱が飴色になってきたら、牛挽肉200gを入れてさらに炒め、色が変わったら、ナツメグ少々、胡椒少々、塩小さじ3程度入れて味をつける。さらに、粉チーズ少々、小麦粉大さじ1.5を入れて馴染ませる。
あらかじめ鍋に水1と2/3カップを火にかけ、コンソメスープの素を入れて、煮立ったら火を止めておく。そこに、フライパンの具を投入。さらにトマトピューレー200g、赤ワイン大さじ2、ローリエの葉1枚を入れて、強火にかける。かき混ぜつつ、煮立ったら弱火〜中火にして、灰汁をとりながら、30分程度煮込む。肉が沈んでいると焦げ付くので、たまにかき混ぜて、最後に塩・胡椒で味を整えてできあがり。所要時間約2時間。
凝った味、ではないかもしれないが、我が家では定番メニューの一つ。