2013年05月06日

さよなら、Power Macintosh 7600/132

 今、このブログを打ち込んでいるのは、iMacの2010年モデル(MC509J/A)。それまでは、14年程、同じappleのPower Macintosh 7600/132を使っていた。

Power Mac7600/132

 このPower Macのいかんともしがたいパワー不足については、以前のエントリーにも書いたけれど、デジカメデータのハンドリングがキツくなり、webの描画処理すら、以前のhtmlとは違ってflushだSSLだと色々な付加機能が増えてきて、その一方でPower Mac上で走るブラウザが開発されなくなってしまったこともあり、どうしようもない、ということで、買い替えた次第。

 Power Mac内のデータ回収のため、LANでつないで、データをしこしこと移行させ、後はハードディスク内のデータを復旧できないように全消去して処分、という寸前まで来て、2年程そのままになっていた。というのも、やはり14年も使ってきて、愛着というか色々な思い出もあるので、データを消すのも忍びないと。

 特に思い出すのは、結婚する前、賃貸の新居に自分だけ入って遠隔地にいる嫁さんと式の準備を進めている頃、家具の無いリビングフロアにMacを置いて、結婚披露宴での自己紹介状を手作りしていたこと。プロフィールや、ちょっとした写真を載せた4ページくらいの小冊子を、このMacで作っていた。

 今は閉じてしまった個人サイト(アバルト自動車館)も、htmlを勉強しつつ、テキストエディタでしこしことタグを書いて作っていた。

 このPower Mac、さすがにオリジナル状態で14年も使っていたのではなく、2000年にCPUとHDDを交換している。当時のweb日記を見ると、高速化に喜んでいる自分がいて、思わず苦笑。改善後のスペックを書いてみると、
・CPU=PPC7400(G4) 350MHz/512KB L2 cache (BUFFALO HG4-PM350LC)
・RAM=96MB
・HDD=13GB+ATA66PCI(TAXAN STF-F13G)
7色林檎

 今は無き、7色林檎の輝くこのPower Mac。CPUやメモリーは、今からすれば信じられない数値だが、僕が購入したときのオリジナルのPM7600/132は、CPUがPPC604の132MHz、メモリーが32MBだったのだから、これでもかなりのパワーアップ。これで、GUIの優れるMac OS 8.6がちゃんと動いていて、パフォーマンスは当時としては十分だった。今のOS X(ウチのiMacはSnow Lepopard10.6.8)よりも、ファイル操作だけなら、OS8.6の方が僕は好きだ。

 5年程前からデジカメや動画、ネットのデータ量が多くなって、操作がままならなくなり、上で書いたように2010年に更新を決意して今のiMacに買い替えた。

 使わなくなっても、愛機だったMacなので手元に置いておきたいところなのだが、生憎と住環境がそれを許さない。更新してから丸2年経っても処分できなかったのだが、リビングの片隅に置かれて所在無さげにホコリをかぶっていた。GW中にロフトの他の古い荷物を処分するのを機に、このPower Macも処分する決心を固めた。

 久々に立ち上げてみると、バックアップ電池はまだ大丈夫のようで、無事起動してくれた。Norton先生のWipeInfoで、ハードディスクの各パーティション内を全消去。空いたドライブにOS8.6を新規インストールして、さらに元々の起動ディスクも全消去した。これで、あとは、古物回収か粗大ゴミ回収に出すだけだ。
 
 名残惜しくはあるが、思い出はデータの中に。さよなら、Power Mac 7600/132。

 ・・・いつ処分するかは、まだ決めてないけど。


 
posted by おだまさ at 15:52| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月04日

宇宙戦艦ヤマト2199 第3話&4話

 第3話「木星圏脱出」、第4話「氷原の墓標」を見る。

 うーん、これまでに感じていた不安はほぼ確信に変わった、と言って良い。

 第3話ではヤマトの見せ場、ワープと波動砲が登場。本シリーズでのこういうシーンの見せ方は、CGを使った効果と合わせて、本当に上手いと思う。ワープの前の加藤の読経はどうかと思うが、初ワープの前の緊迫感、予定通りに行かずに木星の重力圏にとらわれていく辺りなどは、結構臨場感があった。波動砲の試射シーケンスもオリジナルを踏襲しつつ、映像のクオリティが上がって、浮遊大陸の崩壊の描写は波動砲の威力の凄さを見せつけてくれた。その一方、オリジナルを思わせるちょっとしたシーン(森雪の例の描写(^^;)とか、浮遊大陸の最後の様子とか)もあったりするのも良し。

 第4話も、全体として上手くまとめていて、氷原に眠る「ゆきかぜ」を見た古代や真田、沖田艦長の思いは、(古代のはちょっと気弱すぎる気もしたが)、伝わってくる。メカのディティールも良し。

 ということで、確かにこのシリーズ楽しんでいるのは間違いないし、こういう形でリメイクされ、放映されていることをオリジナルのファンとして、素朴に喜んでいる。

 とはいえ、オリジナルと比べてどうの、ということがやはり言いたくなってしまうわけで・・・。前のエントリーで少し触れた地球を見送るシーン。これが2199の第3話では全くの不発。それどころか、「本当に救えるんだろうか」というような台詞はあったものの、古代にそれを言わせるか!と、やや怒りモード。古代のキャラクターがオリジナルとは違いすぎる、ということだ。情熱家で一本気の熱血漢、というキャラクターでは古い、ということなのか、どう見ても草食系。見たかったのはそういう気弱さではない。これから遠く16万8千光年彼方に向かう、生きて帰って来れるかもわからない、しかし、ヤマトが帰ってこられなければ人類は滅ぶ、そんな状況での恐怖、不安、緊張、決意・・そういうクルーの心理だ。あえて言えば、火星に眠るサーシャへ思いを馳せることとは、深み、重みが違う。

 オリジナルのこのシーン、記憶の中でしかないが、書いておこう。BGMは「悲しみのスカーフ」で。

・・・大気圏を離脱し、太陽系脱出の航路を取るヤマト。第一艦橋のモニターには、火星のように赤茶けた地球の姿が映っている。見慣れてはいるが、これで見納めになるかもしれない、そして救わなければならない、故郷の姿だ。
 「あれが、我々の地球か・・・」
徳川機関長がつぶやく。
 「痛ましくて、見ておれん。」
 モニターから目を離すことができないまま、操縦桿を握った島も、気弱そうにつぶやいた。
 「本当に救えるんだろうか、あの地球を。」
 古代は、そんな島を睨みつけるや、拳を握りしめて叫んだ。
 「当たり前だ、絶対に救うんだ!。パレードで見送ってくれた人の叫びを、お前は忘れたのかッ!」

・・・これなんだけどナ。

posted by おだまさ at 00:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 気になるコト文系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月02日

武雄市図書館のこと

 最近は気に入ったドラマとか以外はほとんどTVを見なくなった。なので、報道ステーションで武雄市図書館が取り上げられたことは、ネットで見るまで知らなかった。

 この武雄市図書館。知っている人は知っている通り、去年から一部で色々取り上げられていた話題。僕は、産総研の高木浩光さんのブログtwitterを、ネットのセキュリティの話題に興味があって読んできたのだが、この中でもこの話は、例の脅迫騒ぎもあって、気になっていた。

 この4月に関係者の心配(?)をよそに、武雄市図書館=TUSTAYA武雄市図書館店がオープンしてしまったわけだが、上記報道ステーションは、そのことを既得権益の打破、地方首長の快挙、とかいうものすごく肯定的な事例として報道し、それにまつわる負の側面は全くとりあげられなかったようだ。

 意味不明に高い書架、Tポイントカードでの読書履歴の漏洩の可能性、館内にレンタルCD/DVDコーナーができてそれまでのメディア関係の貸出資料は廃棄、スタバで買わなければ座れないスペースが多い、等、既に色々指摘されている問題があるので、TSUTAYAとスタバを図書館に取り込んだことを、既得権益打破としてもちあげる理由が僕にはピンと来ない。ネット情報で改装前後を比較する限り、改装前の方が「図書館」としての機能が高かったように思える。

 個人的には、飲食をしながら(他人様の)本を読ませる、ということが、納得できない。

 とはいえ、僕は武雄市にも、武雄市図書館に行くことのできる距離の場所にも住んでいるわけではないので、図書館機能としての本当のところはよくわからない。今回気になったのはそこではなく、そういう武雄市図書館を仕掛けた武雄市長樋渡氏を賞賛・礼賛する意見がtwitter他で非常に多いようだ、というところだ。

 上で書いたように、高木浩光さんのtwitterを通じて、武雄市図書館問題にまつわる、市長含めた色々な人とのtwitterあるいはFacebook、市長のブログでのやり取りを見てきて、僕はこの市長(の言動)の多くに違和感を持っている。やっていることよりもその前に、この市長の人となりが信頼できない。もちろん、話すことがまともならその人を信頼して良い、ということでもないのだが、公人たる市長として、その立ち振る舞いが、僕の尺度からすれば変な方向にずれ過ぎてている。

 なので、TVを見て武雄市長は素晴らしい、と思った方は、彼がどのように素晴らしいか、もっと調べて欲しいと思う。例えば、ブログ「混沌に目鼻」の「おかしいと思わないか?」というエントリーを読んでいただきたい。この詩文の内容と同じようなことが実際に起きていたのだから。それでもなお、個人としての市長を賞賛するのか、と。

 本来は個別に論じられるべきことが、総論という形で述べられ、それはたいていの場合、反論する余地がないほど論理的に正しい正論になっている。しかし、だからといって、そこから派生したような各論が必ず正論か、といえば、そうではないはずだ。個々の事情や状況により、総論のような一般化はできない。その各論を、あるキーフレーズで一般化して正論化してしまうことの危険を、僕らは小泉改革で学んだのではなかったか。
posted by おだまさ at 11:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月01日

料理人の才

 家人が仕事で遅い週末など、たまに、料理をする。といっても、多種のおかずを用意するには至らず、一品料理ばかり。

 親子丼。
 味噌煮込み饂飩。
 カレー饂飩。
 お好み焼き。
 ・・・

 まあ、ジャンクフード言えばそれまでだが、これはこれで家族皆好きなので、問題無し。そんなわけで、先日はミートスパゲティを作った。

 ミートソースをもちろん手作りするのだが、ソースを煮込んで、最後に味を整える、ここが分からない。スープを作ってもそうなのだが、大さじ一杯分とか小皿一杯分くらい味見しないと、味が決まっているのか、薄いのか、よく分からない。

 そういうとき、プロの料理人は、ほんのわずかの量の味見で、味付けの是非を判断している。TVからの情報しかないけれど、きっとそうなのだと思う。どうして、小さじ一杯程度の量で味の濃さとか広がりとか、そういうものが的確にわかるのか、これが不思議でならない。つまり、そんな味覚の敏感なところが、料理人の才の才たるところなんだろう。

 さて、ミートソースのレシピも、簡単に書いておく(基本的には某本のレシピ通りなのだが、少しアレンジが入っている)。

 大蒜1個、玉葱1個、人参1/3本をみじん切りにする。フライパンにオリーブ油大さじ1、バター大さじ2を入れて熱し、バターが溶けたところで大蒜をまず炒める。香りが出てきた辺りで、玉葱、人参を入れ、中火でじっくり炒める。

 玉葱が飴色になってきたら、牛挽肉200gを入れてさらに炒め、色が変わったら、ナツメグ少々、胡椒少々、塩小さじ3程度入れて味をつける。さらに、粉チーズ少々、小麦粉大さじ1.5を入れて馴染ませる。

 あらかじめ鍋に水1と2/3カップを火にかけ、コンソメスープの素を入れて、煮立ったら火を止めておく。そこに、フライパンの具を投入。さらにトマトピューレー200g、赤ワイン大さじ2、ローリエの葉1枚を入れて、強火にかける。かき混ぜつつ、煮立ったら弱火〜中火にして、灰汁をとりながら、30分程度煮込む。肉が沈んでいると焦げ付くので、たまにかき混ぜて、最後に塩・胡椒で味を整えてできあがり。所要時間約2時間。

 凝った味、ではないかもしれないが、我が家では定番メニューの一つ。

ミートソーススパ


タグ:麺類
posted by おだまさ at 00:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 食事雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月25日

myプント11年目車検完了

 某ガレージにお願いしていた車検整備と代行車検が完了。今回の車検整備のポイントは、何と言ってもリアブレーキ。

 前の記事にも少し書いたけれど、3ヶ月くらい前からサイドブレーキの効きが鈍くなっていた感じがあって、坂道での停車とか、急な坂道発進で不安が出てきていた。最近1ヶ月くらいは、止まるときのブレーキの効き加減が自分の踏んだ感じとずれることがあって、カックンブレーキになったりもしていた。

 その話を某ガレージのマスターに言うと、ブレーキのマスターシリンダーか何かのトラブルかな、と怖いお話。そして、クルマを少し動かしたマスターが一言、「このブレーキはオカシイですねぇ」と断言。

 クルマを預けて、どうなることかと思っていたわけだが、結果的には、
 「左リアドラムブレーキの中の、シューの自動調整機構が外れてバラバラになっていた」
とのこと。シューが減っていくとその分のストロークを補償するためのつっかえ棒の役目をする自動調整機構がドラム内にあるのだが、それが上手く動かなくなって、外れてしまった、ということらしい。

 特に何かが壊れて、ということではなく、減り分のストローク補正が悪く上手く動かなくて、外れたらしい。なので、組み直して、シューの減った分の調整とグリスアップをして、問題無し。破損とか何事もなくて、良かった。マスター曰く「珍しい」とのことなので、よほど珍しいトラブルなんだろう(構造的に、なってもおかしくない、とも言っていたが)。

 それ以外の細かいトラブルは、
・ヘッドライトカバーが曇っていて、光量不足で車検不通過。→磨いてクリアにして合格。
・フロントブレーキのローターがだいぶ削れて、パッドが当たらず削れていないところとの段差が大きくなってきた。

フロントブレーキのローター

・排気管表面に錆

130420exhaustB.jpg

→とりあえず塗装。
130420exhaustA.jpg


・スペアタイヤのバルブの付け根に亀裂があって空気だだ漏れ→バルブ交換修理。

というところ。あ、5年程前から見つかっている、
・トルクロッドブッシュの亀裂
というのもあるが、これは、大きく進展していないようなので、放置中。

 ローターは僕の走行距離なら後1年くらいは大丈夫、という緊急性の低いものだったので、今回はとりあえず放置。それよりは、排気管の錆の方が気になる。マスターによれば、外側からの錆のようなので、まだ大丈夫だと思うが、漏れだしたら急激に悪くなるだろうからマフラー交換、とのこと。タイコの付け根を見ると、今にも腐りそうに見えて、塗装はしてもらったけど、ちょと心配。もちろん交換せざるを得なくなったら、Supersprintとか、それなりのマフラーに換えたい、とか昔から思っていた。だが、先のサイトを見ても、188プント(myプントのモデル)用はもうディスコンみたいで在庫品・流通品しかなさそう。時は流れたり。

 その他の整備メニューとしては、ルーチン作業。
・点火プラグ、ベルト類、ブーツ類点検→OK
・エンジンオイル+オイルエレメント、クーラント、クラッチフルード、ブレーキフルード交換。ミッションオイルは前回交換しているので、今回は交換せず。

 点火プラグは、3年目の車検のときにデンソーのイリジウムプラグ(イリジウムタフVK16)に換えて以来、取り替えていないが、8年経っても大丈夫のようで凄い。デンソーのwebサイトでは推奨交換距離10万kmだから、そういうものかな。

 MTオイルと言えば、それまで75W-90といったオイルだったのだけど、今のマスターのところに行った前回車検整備のときに、寒い日に機関が暖まるまでギヤが入りにくいと伝えておいたら、入れてもらったのがYACCOの75W-80のオイルだった。このおかげで、そのギヤシフトの渋さがすっかり改善して驚いた。さすが、欧州車専門のマスター・・よく分かっているものである。

 ということで、機関含めて全体として大きな問題なく、後5年は乗れますよ、とはマスターの弁。来年消費税が上がるのかどうか知らないが、まだまだ乗り続ける、という気になってきた(アバルト500は、やはり家族ユースには難しそうだし・・・)。もう少し年取って、クーペでも良くなるまで、チンクはお預けかな。


タグ:プント
posted by おだまさ at 23:47| Comment(0) | TrackBack(0) | クルマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月24日

佐藤琢磨インディ初優勝!

 すっかりモータースポーツから遠ざかって久しいのだが、このニュースには胸躍った。

『佐藤琢磨、インディカーロングビーチで初優勝!!』

 おめでとう琢磨!。ついに来たこの時。ネットの動画でハイライトを見たが、オーバルと違って、抜きにくいテクニカルなコース。市街地コース、ホンダエンジンというのも嬉しい。表彰台の一番上で、シャンパンファイトでは、相変わらずのさわやかな笑顔。
posted by おだまさ at 01:06| Comment(0) | TrackBack(0) | クルマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月22日

宇宙戦艦ヤマト2199

 我が家では親子そろってみるアニメ番組が三つ。一つは宇宙兄弟。映画、コミックまではまった。二つ目が聖闘士星矢Ω(笑)。親がオリジナル星矢世代ということで、第一期はかなり盛り上がった。そして、三つ目がこの4月から始まった宇宙戦艦ヤマト2199。これは正確に言うと父親と子供そろって、だけど。

 僕は、シリーズのリアルタイムでいえば映画「さらヤマ」世代。劇場にも見に行ったし、サントラレコードを買って聴きまくった。オリジナルヤマトは再放送だが、小学生〜中学生当時か、アニメと言えば、まず宇宙戦艦ヤマト、その後継として富野ガンダムや押井うる星やつら、などがあったように覚えている。

 去年から、この2199が先行して劇場公開やブルーレイが販売されていたのは知っていた。webで予告動画を見て、結構燃えるモノを感じていて、ブルーレイを買うか、とも思っていたが、気がついたら、TV放送が始まった、というので、毎週ブルーレイに録画中。

 さて、先週が第二話「我が赴くは星の大海」だったわけで、第一話に続くハイクオリティな作画、ディティールアップな細部、旧作とほぼ同じ劇伴、と見所満載で楽しんでいる。特に、基本的にオリジナルにほぼ忠実なリメークというところや、企画スタッフが間違いなくオリジナルヤマトを愛して作っている、ということが感じられる点が嬉しい。

 キャスティングも違和感がなくて、オリジナルのイメージを良く残している。何より驚いたのが、千葉繁さんの佐渡先生。「え、永井一郎?」と一瞬思ってしまった。

 のだが・・・。やはり気になるところが。

 違和感の始まりは、第一話で古代守の「ゆきかぜ」が沖田の「きりしま」の撤退を援護するために反転して敵陣に向かっていく時に、乗組員が軍歌(?)らしき歌を歌っていくところ。その前の沖田との会話で、古代が沖田を護るために残った、というのはわかるのだが、何と言うか違和感。

 次いで、気になったのが、第二話で惑星間ミサイルを主砲で破壊したヤマトが爆煙から姿を現すシーン。オリジナルにあったタメの演出がない!。初めて敵の攻撃をかいくぐって復活したヤマトだというのに、あっけなく出てきてしまうので、敵の攻撃の凄さ、それをくぐり抜けたヤマトの重厚さ、そして何より、ヤマトに期待を託す人々の不安と喜びが見えてこない。

 そして、だ。前に戻るが、ヤマト乗組員の乗艦パレードがない。設定上そういう感じではないのかもしれないが、オリジナルはあのパレードシーンで、観衆が期待と応援の声を上げて見守る中、こういう台詞もあったはずだ。
 「お前らだけで、逃げるんじゃないだろうな!」
歓喜の中の絶望、期待の中の羨望。この、地球に残された人々のどうしようもない、切ない思いを、ぜひ、描いて欲しかった。そういう状況が見えてこそ、だいぶ先で相原が、ガミラスの策略で知ることになる、地球が絶望のただ中にいる、という状況もリアルに生きてくる(この話が2199で採用されているのかは知らないが・・)。今回もヤマト計画を知って暴動が起きた、というニュースを出していたが、それが意味するところが分かる人はオリジナルを見た人だけだ。

 しかも。パレードがなかったということは、ヤマトが大気圏を離脱して、赤茶けた地球を見送るときの、感傷的といえば感傷的なシーンでの、あの島と古代の台詞がないということか?。あぁ、残念・・・。

 ということで、メカや設定のSF的なディティールには凄く凝っているし、土方や山南を出してくるなどツボも得ているのだが、一番重要な「愛」(^_^;)・・・というか、人間の持つ希望、祈り、その反面の絶望、哀しみ、というところの人間ドラマの描き方が、足りないのではないかと、これが一番気になるところ。

 沖田や真田は結構いいのだが、熱血漢に見えない古代、妙に軽い島・・・この先、どうなっていくか。ぜひその心配を良い意味で裏切り、クオリティの高い作画で熱いドラマを見せて欲しい。

posted by おだまさ at 00:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 気になるコト文系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月17日

myプント車検代車の軽四ワンボックス

 前プロバイダー時代に開いていたサイトを閉じて以来、我が家の愛車フィアット・プント(2002年式)のメンテ記録を残すページが無くなってしまったので、本ブログに記録を残しておこうと思う。

myプント、正確にはフィアット・プントELV 8V。5速MTのELXという(日本では)少々珍しいモデル。

 11年目の車検が近づいたので、前回と同じ欧州車専門の某ガレージに持ち込み。車検整備以外、全く手をかけなくなってしまったmyプントだが、機関系は好調で問題無し。ブレーキタッチに違和感があったので、マスターに伝えておいたら、myプントを移動させるためにちょっと乗った後に一言。
 「このブレーキはおかしいですねぇ。エアが咬んでるっぽいけど、心当たりありますか?」
そんな過激な走りはしてないので、心あたりなし・・・。前回、タイベルに亀裂が入ってて、ウォーターポンプと一緒に交換して整備費用がかさんだので、今回はどうかなと思っていたが・・・ブレーキ周りの交換が発生しそうで、ちょっと心配。

 詳細は車検整備が上がってから、ということで、本エントリーはその話ではなく、代車の話。預けたガレージが家から遠いということもあり、代車をお願いしたら、出てきたのがオートザム(マツダ)の軽四SCRUM。見ると、なんと、MT車。これが嬉しい誤算で、シフトノブを見た瞬間に顔がにやけてしまった。ちなみにmyプントもMTである。シフトノブがRÄZOのレザーノブに交換されていて、僕もかつての愛車シティのノブをRÄZOのボールタイプに交換していたので懐かしさもあって、さらに嬉しくなってしまった。

RAZOのレザーシフトノブ


 軽特有の音の軽薄さ、ボディの薄っぺら感、ギヤ比が低くて巡航速度でもうるさいエンジン等、色々あるが、それでもなぜかそんな車を運転することが嬉しくてたまらない。家までの30分程度の帰り道、クラッチのつなぎ、シフトの感触、久々の重ステ・・とそんなものを楽しんだりする。

 それで気付いたのだが、この楽しさは、結局、機械を操る楽しさなのだと。鈴鹿サーキットに行ってゴーカートやカート系の遊具を走らせるときの楽しさと同じだ。何かを操作する、アクセルペダルを踏む、クラッチを切る、シフトをチェンジする、それに反応してその『機械』が動けば楽しい、僕にとって車を運転するというのはそういうことなのだと、いうことに改めて気がついた。

 だから、動かすにしても、その機械の持っている機能の一部しか体験できないのではつまらない。280PSを超えるハイパワー車で、しかも乗り心地がよくて、ちょっと急加速とかできるにしても、サーキットでもあるまいし、一般道で振り回せる範囲なんてたかが知れている。いつもタコメーターの針が2,000rpmくらいまででは詰まらない。それよりも、非力で良いから、その機械が持っている力を普段から十分発揮できる車が良い、だから僕は大型車より小型車が好きなのだ、というこということがよくわかった。それと同じ意味で、ミッションはMTでないと、しかもクラッチが付いていないと駄目、ということになる。さらにいえば、ハイブリッドや電気自動車も・・・。

 myプントも11年目、機関はまだまだ好調だが、どんな落とし穴が待っているか分からない。いよいよ次の車、となったときに、またMTで楽しめる車を買うことができるだろうか。現行チンク・アバルト(今はアバルト・チンクというのかな)が買えれば、
 (もう思い残すこと無し・・・)
とも言えるけれど、家人が納得してくれるか、どうか、うーーん、道は険しそう。

タグ:プント
posted by おだまさ at 00:50| Comment(0) | TrackBack(0) | クルマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月20日

衆議院選挙

 終わってみればこういうものかと。

 どうしてここまで自民党が圧勝するのか?これが小選挙区制の恐ろしさか。時前のネット情報を見ている限り、もっと良い、バランスの取れた結果になると思っていたが、これは結局、見たいものしか見ていなかった自分に原因があるのだろう。

 それにしても、最初の疑問に戻る。あの党首を頂いた政党が、なぜここまで議席を取れるのか?それは個々の議員の力なのか?しかし見ていれば新人が多い。ということは、あの党首や幹事長のイメージに関係なく、何かに惹かれて人は投票したのか。わからない・・・。たしかに、経済政策では唯一何らかの考えを提示したようだが、それ以外の、あの党首が本当にやりたいと言っていることの内容はどうなのか?それを支持すると、いうのだろうか。

 こうなれば、とりあえずは、党内のバランス感覚に一縷の望みをかけるしか無い・・・あな、恐ろし。

 日本未来の党、国民の生活が第一はどうなるか。両党ともwebサイトは選挙前のまま。しかし、まだ、来年の参議院選挙がある。あらためて、僕も色々考えていくようにしよう。

posted by おだまさ at 00:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 気になるコト文系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月08日

皇居外苑

 外桜田門を抜けた後は、皇居外苑へ。

皇居外苑から見た外桜田門
 振り返れば、桜田掘を挟んで右手に見える西の丸の石垣の高さが目に付く。皇居外苑は西の丸下とよばれていたそうだが、なるほどその通り。かなりの高低差がある。

 再び桜田堀沿いに進んで左に折れると、石垣が途切れて、西の丸大手門(今でいう皇居正門)、いわゆる二重橋、そして伏見櫓の見えるスペースに出る。ここは写真撮影スポットなので、僕以外にも数人がカメラを構えて撮影していた。
二重橋前

なお、手前の正門石橋の陰で、二重橋(今の正門鉄橋)はこの写真では上手く写っていない。正門石橋の先の門が西の丸大手門、右手奥が現存する唯一の櫓と多聞の組み合わせ、伏見櫓と伏見多聞。

 西の丸大手門は、かつての江戸城西の丸の正門だが、今の皇居の正門とのことで、普段は閉まっているそうだ。また、元々は高麗門と櫓門が一直線になった枡形だった(長崎大学附属図書館蔵の明治初年頃の古写真(江戸城二重橋)参照)が、今は渡櫓門のみで高麗門は無く(明治21年に撤去)、その基礎となっていた石垣が、橋のたもとのせり出して残るのみ。明治21年というのは、皇居に建てられた宮殿が落成し、明治天皇の公務の場となった年である。
西の丸大手門

 この西の丸大手門、江戸時代(徳川家光時代?)から現存しているとか、関東大震災で倒壊/修理したとか、webの情報は幾つかあり、どうも定かでないが、関東大震災をくぐり抜けたように思われる。

 そのスポットを過ぎて、二重橋堀に沿って北に向かうと、また左手に掘を渡る道が延びて、その先にあるのが坂下門だ。宮内庁への入り口なので、橋のたもとに警備員がいて近づけない。しかし、遠くからでもその偉容はよくわかる。
Sakashita.jpg

 この坂下門、橋の正面に渡櫓門がそびえているが、かつては、高麗門がそこにあり、枡形をなして、本来の渡櫓はその左手にあったものが、明治21年に高麗門が撤去され、渡櫓門が現在の位置に移築されたそうだ。これまた長崎大学附属図書館蔵の明治初年頃の古写真(皇居坂下門と蓮池巽三重櫓)を見ると、ちょっとわかりにくいのだが、真ん中に写る二重橋濠の左手に、横から見た高麗門とそれに垂直に立つ渡櫓門が見える。ちなみにこの古写真の正面の箪笥多聞と蓮池巽三重櫓は明治前半に消失してしまったらしい。
 この坂下門、その近くで、文久2年(1862年)、老中安藤信正が水戸浪士を中心とする尊王攘夷派に襲われた「坂下門外の変」があったそうだが、寡聞にして知らず。
 
 これで皇居外苑を半分程度回ったことになるが、ふと、江戸城側ではなく、東京駅側、つまり現代の東京のビル群に目をやると・・・これが、思いのほかキレイで、意外だった。皇居の前、だからなのか、東京のビル達も悪くないな、と。
江戸城前、今の東京


 このあとは桔梗門へ。
タグ:江戸城
posted by おだまさ at 23:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅先風景 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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