2011年04月09日

口に出す

 よく、嫌なことがあると他の人に話すことですっきりする、と言う。確かにないではないと思う。でも、逆に口に出すことで却ってその嫌な思いが強くなることもあると思う。

 例えば、無性に腹の立つできごとがあった場合。その時は怒り心頭で、
 (誰かに話さないと収まりつかない・・)
と思う。でもすぐに話のできる人がいないと、話をするまでに時間が経過する。で、忘れた頃に話のできる誰かに会って、話をし始めると、その時の怒りが再びわき起こって、二度怒る羽目になる。

 話すその時まで忘れていたのだから、そのまま放っておけば良い。口に出す、ということは、自分の思いを確定させてしまうこと、ならばネガティブな思いはなるべく口にしない方が良い。と、思う。言霊というのは確かにあるのだろう。

 久しぶりのブログ更新。何度目かの[初心に却って更新するぞ]という思いに従い、書いてみた。




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2010年05月29日

呑み屋S

 先のエントリの末尾に書いたとおり、会社帰りに呑み屋Sに寄ってきた。

 店内はカウンターのみ、日によって違うが21:00頃には閉店、しかしとにかく安い、というこの店。以前は会社の同僚のKやSと行っていたが、最近は皆忙しいのか、誘っても都合が付かないことが多くなり、いよいよ最近は独りで通っている始末。それでも、行けば大抵、これまた会社の先輩のHさんがいたりして、それなりに話に花を咲かせたりできる、そういう意味でも良い居場所である。

 で、今日はといえば。
 日本酒(燗)2合。
 ヒレカツ・ポテトサラダ添え。
頼んだのはこれだけなのだが、今日はおかあさんのサービスで、鮪のヅケ、出汁を餡状にした筑前煮もいただく。以上、650円なり。

 財布の軽い僕にしてみれば誠に嬉しい店で、ついつい通ってしまう。ちなみに安いだけでなく、美味い!。

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2010年05月26日

晩酌のない晩飯

 たいてい、晩飯の時には酒を呑むのだが、今日は時間が遅いこともあって、やめておいた。ちなみに最近よく呑んでいるのは小山本家酒造の「こめいちず」。純米酒だが一升瓶で1,000円を切るという価格にも関わらず、雑味が少なくて旨い。そのコストパフォーマンスの良さからついつい買い求めてしまう銘柄だ。

 という話はさておき。

 ちなみに今日の晩飯はというと、
 焼売。手作りなのだが、帰宅時間は家人が寝た頃なものだから、蒸されたものをレンジでチン、というのはやむをえない。
 茄子の冷菜。半分に割って蒸した茄子を冷やしておき、刻んだ葱とザーサイを入れた酢醤油のタレをかけて食す。
 サーモンの刺身。
 玉葱、人参、ワカメを煮込んだ卵とじのスープ。
 白飯。

 好きなメニューばかりなので喜んで食べていたのだが、そのとき、ふと思ったのだ。
 (このつまみで酒を呑んだら、旨いだろうなぁ・・・。)
 何を考えているのやら。

 かといって、酒さえあればそれでよいと思っているのでもない。晩のおかずを肴に酒を呑んでいるときなど、逆に、
 (このつまみを熱い飯と一緒に食べたら、旨いだろうなぁ・・・。)
などと思ったりすることもある。最近はそれほど気にしているのでもないが、酒を呑み終わってから飯にする、という段取りにしているので、こんなことを考えるわけだ。

 結局のところ、無い物ねだり、なのかも。

 ということで、明日は会社帰りにSにでも寄って、一杯やってから帰るとしようか。
 
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2010年05月20日

哀しきかな

 ウチのMacはPowerMac7600/132という、かれこれ10年以上前の機種である。9年ほど前にCPU、HDDは代替えしたが、CPUは350MHzのG4カード、ハードディスクは13GBのATAドライブ、増設してメモリ96MBという、今のパソコンユーザには信じられないであろうスペックである。

 それでも、Word、ExcelはOffice98系でなんとか動いているし、PhotoshopもIllustratorもそれなりに動作している。このインターネットもWaMComでなんとか動いている。OS8.6の地力恐るべし、である。まったくWin98など比較にならない。ちなみに、このブログでアクセスの高いページが、Mac OS Classicのブラウザという、WaMComを紹介したエントリである。いまだPowerPCのMacを使っているユーザさんが見て下さっているのだと思う。

 しかしである。さすがに、WaMComで色々なwebサイトを見るのもしんどくなってきた。アクセスが遅い、色々な機能が無効、アクセスした途端に爆弾マーク、などなど・・・。今のインターネットの様々なHTMLやJava?に対応できなくなっている。SSLについは、別エントリでも上げた通りだ。更に言えば、このMacとほぼ同時期に買ったキヤノンのインクジェットプリンタBJC-240J(もうキヤノンのwebサイトの旧製品の箇所にも載ってない)は、フォトインクが製造中止で手に入らない。

 嫁さんにも、「イライラするならいい加減買い換えたら」などと言われる始末。確かに、もう買い換えてもいいだろう、という思いもあって、最近のMacをあらためて調べるために、appleのwebサイトを久々に見てみようと思ったのだが・・・。

 トップページのiPadはなんとか表示されたものの、Macのページに入っていこうとすると、フリーズなのか何なのか、もう「どうしようもない状態」。Macでアップルのwebサイトを見ることができないとは・・・あな、哀しきかな。
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2010年04月10日

雪の札幌

100305hokudai.jpg もう一ヶ月以上前になる3月初旬、久しぶりに札幌に行ってきた。内地ではかなり春めいてきていたのに、新千歳空港のまわりはまだ一面の雪。札幌に入っても、結構な雪が残っていて、これもまた久しぶりの雪の北海道だった。

 写真はH大のキャンパス。東南側の門から入ってしばらくいったところの脇道で、木々も雪の冠をかぶっている。

 夜、用事を済ませて宿泊先のホテルを探して街中を歩いていて、そのしんとした静けさに、感じ入った次第。
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2010年03月15日

パンドラ・ケース よみがえる殺人(高橋克彦)

 高橋克彦の美術関連ミステリーでおなじみの塔馬双太郎の学生時代の仲間に関連する殺人事件の物語。既に塔馬の友人が出てくる「南朝迷路」や「風俗史の問題」等は読んでいたので、気になる一冊だった。文春文庫の初版が1991年と結構前の作品で、中々本屋で売っている処を見かけなかったのだが、先日の出張帰りの梅田駅の本屋でようやく見つけ、買い求めた一冊。

 最初の被害者が殺され、さらに犯人ではないかと匂わせていた人物が殺害され、という形で物語を読ませてくれるのは、ストーリーテラーたる高橋の実力通りで、最後まで一気に読んでしまった。ラストに真犯人の遺書で謎が明らかにされるという展開も、「北斎殺人事件」他でお馴染みと言えばお馴染み。ただ、前半の塔馬の冴えが少しもの足りないかな?チョーサクも、長編ではちょと喋りすぎというか何というか。

 チョーサク、リサは、この物語でも塔馬の良き相棒として出てくるが、物語の中盤までは、不協和音といおうか、十数年ぶりに会った友人だからそうなのだろうが、やや感情移入しにくい感があった。それが、ラスト付近、文中のリサの台詞にもある、「チョーサクって・・・変わったわ」という辺りにはすっかり馴染みのキャラになっている。そういう感覚を醸し出すことができるのが見事だ。

 それから、「大事な記憶を覚えている限り、俺達は変わっちゃいない」というチョーサクの台詞。記憶シリーズで、記憶の不思議さ、曖昧さの物語を描いている高橋が、この物語で書きたかったことの一つが、この昔の記憶にまつわる、記憶を相対的に見て、それとその人自身との関わりを描く、というところなのだろう。

 物語は悲劇なために、一連の浮世絵三部作にも似た寂しげなラストだが、それでも友人達の思いが十数年の時を遡ってもう一度蘇るというか、暖かいものが残るところが良かった。
 
ラベル:高橋克彦
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2010年02月13日

しょーない更新

 某映画(TVスペシャル)を録画しようと番組表から予約を設定しておいた。にもかかわらず、身に覚えのない番組が録画されていた・・・。落胆しまくり。

 どーしてこうなったのか、見てみたら、こういうことだった。

普段、毎週録画設定している番組が19:00からあった。

その日は、別の番組だが19:00から3時間超ものスペシャルをやっていた。

そのスペシャルを毎週の予約番組と勘違いしたのか19:00から録画してしまったがために、別チャンネルで21:00から始まる(本来録りたかった)映画の方は予約録画されなかった。

 なんつータコな予約機能だ(涙)。それとも運が悪かったということ・・・?

 誰か、ルパンのTVスペシャル#21を録画している知り合いはいないものか・・・(了)
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2009年12月18日

めん処かのや

kanoya.jpg 久しぶりの泊まりの東京出張。宿はT大徒歩圏内の湯島にとった。

 昼に東京駅八重洲地下の中華料理店・紅虎家常菜で食べた「大餃子定食」(880円)が、まだ腹に残っている感があったのと、単独行でもあったので、繁華街を後目に、夜は軽く蕎麦で済ませようと決めた。

 余談だがこの大餃子定食、長さ10cm幅3cm程度の特大餃子8ヶとスープ、ご飯というシンプルながら食い応えのあるメニュー。焼きたての餃子はもちろん美味しく、値段も場所柄を考えれば値段も安いと思う(ランチメニューだろうが)。これだけ餃子があるとビールが飲みたくなるが、昼から会議もあるので、やめておいた。

 それはさておき。

 ホテル近くを一通りぶらつくが、蕎麦屋で目に付いたのは、お品書きがないような立派な構えの店か、お品書きはあっても値段の書いていないような店。懐のそれほど暖かくない僕としては、ちょっと足を踏み入れることができない。交差点角にあるセルフの店が、そういう意味ではよかったのだが、結局、「生そば 讃岐うどん めん処かのや」に決めた。

 カウンターのみ10席程度の店で、食券を買って注文するところは立ち食い蕎麦屋に通ずるところがある。注文はかき揚げ蕎麦(600円)。

 このかき揚げ蕎麦、その場で生地を練って揚げてくれるかき揚げが嬉しい。具は一口大の玉葱、小海老とゲソ。ゲソは珍しいと思うが、歯ごたえのある食感がアクセントになっていてなかなか良い。海老も、小海老をむいたのと頭付きの小海老とがあって、海老の風味がほのかに感じられて、旨い。蕎麦も立ち食い系よりは美味しく、余り客もいない店内と、ほどよい値段ながらこのかき揚げで、満足。


ラベル:麺類
posted by おだまさ at 23:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 食事雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月05日

あらうま堂

arauma.jpg 東京からの出張帰り、居酒屋「のぞみ」でおかき類を肴に一通りビールや酒を飲んだ後、梅田にあるラーメン屋あらうま堂に寄る。

 注文は「あらうまラーメン」(630円)。基本メニューの豚骨醤油。チャーシューはバラ肉とモモ肉が選べるが、くどい方が好きな僕は「こってりバラ肉」。麺は太めの縮れ麺でサッパリしているスープに合う。普通に美味しいラーメン屋だが、JRと阪急の駅の間という場所柄もあり、夜はだいたい満席で行列ができている。並んでまでは・・・と思うところだが、今回は待ちが2人程度なので、久しぶりに寄ってみた。メンマやキムチがサービスというところも結構嬉しい。注文してから出てくるまでのつなぎに、メンマをついついつまんでしまう。

 それにしてもこの店、女性客が多いのに驚く。男友達と、だけでなく、女性同士や「お一人様」というパターンもあり、満席の店内の半数が女性。僕が座ったカウンターも両手に花状態(^_^;)。これも場所柄、だろうか。

ラベル:麺類
posted by おだまさ at 00:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 食事雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月07日

万葉軒そば処

 千葉方面出張の移動中、丁度昼過ぎだったので、入った立喰い蕎麦屋さん(JR千葉駅構内)。すこしググってみると色々なブログがヒットするので、千葉の方々にはなじみのある店のようだ。

 注文は、大判かき揚げ蕎麦(\500)。小振りな丼に一杯のかき揚げが浮かんでいる。具は賽の目に切った烏賊、細切りの人参、牛蒡、玉葱など。小柱は入っていなくて残念。

 最近思うのは、蕎麦は関東風の濃い色のつゆ、うどんは関西風の色の薄いつゆが良いかなあ、と。それでなければいけない、というほどではないのだが、なんとなく、そう思うようになってきた。何故だろう?
ラベル:麺類
posted by おだまさ at 14:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 食事雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする